コラム「春秋一話」

 年/月

2020年10月26日 第7063号

ちょっとした気遣いが癒やしに

 遠い昔、郵便局の集配業務をしていた。まだ郵政省の頃だ。規模の大きい郵便局で、地下の駐車場には配達用のバイクが相当数あった。
 日々、道順組立を済ませた郵便物をファイバーに入れて台車に載せ、エレベーターで地下の駐車場の自分のバイクのところへ行き、キャリーボックスに郵便物を積んで出発する。その際、郵便物を載せてきた台車は、他の人がバイクで出発する際に邪魔にならないところへ置いておく。
 その頃、駐車場では郵便課のSさん(年配の男性)が仏頂面で、いつも配達員が出発した後の台車を集めて、集配課や郵便課へと運ぶ作業を黙々と繰り返していた。
 いつもいる人で、特段気にはしていなかったが、すれ違った際に名札に「主任」という文字が見えた。「郵便課の主任さんなんだな」くらいにしか思っていなかった。
 そんな日々の中、バイクに郵便物を積んでいると、パートの女性がSさんに「おじさん!これ邪魔だからどかしておいて!」というようなことを言っていた。いつになく険しい表情のSさん。それでも、言われたとおりに物をどかしていた。
 その時にふと思った。「規模の大きい職場なので人数も多いし、ましてや他の部署の人となると名前までは分からないだろうな。でも、おじさん、って呼ぶのは失礼じゃないのかな」と。
 ある時、大区分・道順組立作業をしている区分口の上の蛍光灯が切れてしまった。上司に話したら「郵便課のSさんって人に言ってきな。下(駐車場)にいるから」と言われた。
 駐車場へ行くとSさんがいた。そこでふと、これまで見てきたことを思い返した。そして「S主任、集配課の○○といいます。区分口の蛍光灯が切れてしまって、新しい蛍光灯はどこに行けばあるか分かりますか」と話しかけた。
 するとSさんは、それまで仏頂面だったのが優しそうな表情になり「あ、私が持って行きますよ」って言ってくれた。それに対して「いえ、渡していただければ新しいのと交換して、切れた方の蛍光灯をすぐに持ってきますから」と答えると、Sさんは新しい蛍光灯をすぐに持って来てくれ、「すいません、じゃあよろしくお願いします」と笑顔で言ってくれた。
 私は上に戻って区分口の蛍光灯を取り換えて、切れた蛍光灯を持って再びSさんのところへ行き、「交換してきました、これ(切れた蛍光灯)お願いしていいですか。ありがとうございます」と言うと、Sさんは「あとはやって(処分して)おきますよ。ありがとうございます」と答えてくれた。
 その日、仕事を終えて着替えを済ませて帰ろうとした時、たまたまSさんを見かけた。やはり仏頂面だったが、「S主任、今朝は蛍光灯の件、ありがとうございました」と声をかけると、Sさんは表情が柔らかくなり、「あ、いえいえ」と答えてくれた。そして「お疲れさまでした」と会釈をして声をかけ、帰路に着いた。
 その日以降、配達に出発する際にSさんと会った際には「おはようございます」「お疲れさまです」とあいさつし、Sさんも笑顔で返してくれた。
 世の中、いろいろな職場があり、いろいろな役どころがある。必ずしも本人が望んでその仕事をしている、とは限らない。「何で自分がこんな仕事を?」と疑念にかられながら黙々と働いている人もいると思う。
 今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、仕事・職場環境も大きく様変わりしているところも多くあり、ストレスが相当溜まっている人も多いと思う。そうした中で、ちょっとした相手への気遣い、声かけが、お互いにとって癒しになると思う。
(九夏三伏)

2020年10月19日 第7062号

「言葉の乱れ」感じる人が減少

 記事を書いていると言葉の選択に迷うことが多い。果たして間違っていないか、用法は正しいのか、国語辞典や新聞用語の手引は手元に欠かせない。
 敬語について①「先生は講義がお上手ですね」②「就職はお決まりになったのですか」③「深く反省させていただきます」④「規則でそうなってございます」⑤「昼食はもう頂かれましたか」⑥「お客様が参られています」⑦「お歩きやすい靴を御用意ください」⑧「こちらで待たれてください」。
 この中で違和感を持つのは、どの言い方でしょうか?。気になると思う人は④が最も多く81.5%、次いで⑧の81.3%。以下⑦78.0%⑥77.4%⑤67.5%③49.0%②40.5%①32.4%。
 文化庁が令和元年度の「国語に関する世論調査」の結果を9月25日に明らかにしている。普段の生活で接している言葉で、今の国語が乱れているかどうかを尋ねた。今年2~3月に16歳以上の3557人に面接調査した。有効回答数は1994人。
 その結果、「非常に乱れている」は10.5%、「ある程度乱れている」55.6%、この二つを合わせた「乱れている」は66.1%に達した。一方で「全く乱れていない」2.4%、「余り乱れていない」27.8%の「乱れていない」の合計は30.2%。
 「乱れている」は平成11年度調査の85.8%から減少傾向で、前回の26年度の73.2%からは7ポイント減った。年齢別では「乱れている」は40~70代で7割を超えるが、全般的には「乱れていない」が増加傾向にある。
 文化庁では「スマホやSNSの普及で、文章を発信する機会が増えている。本来の意味と違ったものでも、寛容に受け止める人が増えているのではないか」と見ているが、一方で「寛容というより雑になった」との指摘もある。
 どのような点で乱れているかを複数回答で聞くと「敬語の使い方」が63.4%、「若者言葉」が61・3%と高い。「新語・流行語の多用」の34.3%、「挨拶言葉」の32.2%が続く。ちなみに「手紙や文章の書き方」が16.5%、「語句や慣用句・ことわざの使い方」が16.1%になっている。
 一方、「乱れていない」と思う人に、その理由を聞くと「言葉は時代によって変わるものだと思うから」が39.0%、「多少の乱れがあっても、根本的には変わっていないと思うから」が29.9%、「いろいろな言葉や表現がある方が自然と思うから」が20.4%。
 また、①「〇〇活」(婚活や終活など)、②「○○ビズ」(クールビズなど)、③「○○ハラ」(パワハラ、セクハラなど)、④「ガン○○」(ガン見、ガン寝など)、⑤「アラ○○」(アラサーやアラフォーなど)のさまざま語に付く表現も調査している。
 「自分も使うし、他人が使うのも気にならない」が①52.7%②40.7%③54.4%④22.55%⑤33.5%という結果になった。一方で「自分は使わない」は①43.3%②54.7%③39.3%④67.6%⑤58.7%だ。
 慣用句では「手をこまねく」「敷居が高い」「浮足立つ」の意味を聞いた。「手をこまねく」は「準備して待ち構える」が47.4%、「なにもせず傍観している」が37.2%、「敷居が高い」は「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」が56.4%、「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」29.0%、「浮足立つ」では「喜びや期待を感じ、落ち着かずそわそわしている」60.1%、「恐れや不安を感じ、落ち着かずそわそわしている」26.1%。
 いずれも後者が本来の意味だが、少数となっている。過去の調査(平成20年度)でも聞いた①②は、本来の意味とされる方が減少している。
 また、「新規まき直し」「雪辱を果たす」の本来の言い方に対し、「新規まき返し」「雪辱を晴らす」と言う人の方が多くなった。これに対し「噛んで含めるように」との本来の言い方は、「噛んで含むように」よりも多い。こちらは20年度調査より増えたのが特徴。
 いずれにしろ時代とともに言葉は変化、新たな言い方が定着してきた歴史もある。しかし、言葉の成り立ちには意味があり、それを知っておくことは教養を豊かにするだろう。
(和光同塵)

2020年10月12日 第7061号

100歳以上が8万人を超える

 人生経験を重ねた長寿を心から祝う「敬老の日」の催しも、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大で、例年とは異なるものとなった地域も少なくない。離れて暮らす親、祖父母に直接会ってのお祝いもできず、電話やSNSで感謝を伝えざるを得ない家庭も多くあっただろう。
 日本郵便では「マゴ写真レター」と称して、スマートフォンから簡単に写真付き往復はがきが送れるサービスを始めている。孫の写真とメッセージを祖父母に届け、受け取った祖父母は孫の写真とメッセージは手元に、返事を書いてポストに投函する。新たなコミュニケーションサービスとして期待される。
 100歳以上の高齢者は全国で8万450人。厚生労働者が「敬老の日」を控えた9月15日に発表した。昨年より9176人多く初めて8万人を超えた。
 老人福祉法が制定された1963(昭和38)年に統計を取り始めたときは153人だったが、1981年に1000人、1998年に1万人、2012年には5万人を超えた。1971年の339人から50年連続で過去最多を更新している。
 男性が9475人、女性が7万975人。88.2%を女性が占める。人口10万人当たりでは63.76人が100歳以上だ。
 都道府県別では島根が127.60人で8年連続の首位。次いで高知119.77人、鳥取109.89人、鹿児島108.86人、山口100.52人。最も少ないのは埼玉の40.01人。こちらは31年連続で最少。愛知41.79人、千葉45.98人、大阪46.72人、神奈川47.42人が続く。
 最高齢は117歳になる福岡市の女性・田中カ子(かね)さん。明治36年1月2日生まれ。2018年7月から最高齢者となっており、ギネスにも世界最高齢記録として認定されている。「美味しいもの食べ、計算などの勉強をすること」が長寿の秘訣という。
 男性は110歳の奈良市の上田幹蔵(みきぞう)さん。誕生日は明治43年5月11日。今年8月から最高齢者。「身体を動かすことが好き」で「自然に身をまかせている」と達観。なお、今年度中に100歳を迎えるのは4万1802人、まさに人生100年時代を謳歌されて喜ばしい。
 また、65歳以上の人口は、前年に比べ30万人増加し、3617万人となった。こちらも過去最多。総務省が9月20日に明らかにした。総人口は1億2581万人(9月1日現在の概算値=総務省)で29万人減少しているが、高齢者は増えている。
 高齢化率(65歳以上の人口の割合)は28.7%、これも過去最高を更新した。男女別では男性が1573万人(男性人口の25.7%)、女性は2044万人(女性人口の31.6%)。
 1947~49年生まれの“団塊の世代”を含む70歳以上では、78万人増加して2791万人。総人口の22.2%を占める。このうち女性だけで見ると25.1%に達し、初めて4人に1人となった。
 高齢化率は201か国・地域で世界最高。2位のイタリア23.3%、3位のポルトガル22.8%、4位のフィンランド22.6%、5位のギリシャ22.3%を大きく上回っている。日本の高齢化率は今後も上昇を続け、71~74年の“第2次ベビーブーム”生まれが高齢者になる2040年には、35.3%になると見込まれている。
 高齢者の就業者数も16年連続で増え892万人。これも過去最多となっている。就業者数のうち高齢者が占める割合も13.3%で過去最高。65~69歳では48.4%が働いている。
 主要国の中でも日本の高齢者の就業率の水準は高い。就業者のうち役員を除く雇用者は503万人、そのうち77.3%の389万人が非正規雇用だ。非正規雇用は10年間で231万人も増加している。
 日本は世界有数の長寿国だが、医療技術の発展や公衆衛生の改善と並んで、誰でも医者にかかれる国民皆保険の役割が大きい。しかし、コロナ危機では多くの高齢者も感染・重症化した。1989年に848あった保健所を469に急激に減少させた影響も大きかったとされる。
 憲法25条は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないと、国民の生存権を保障、国の使命について規定している。日常生活の中でより具体的に実感できる施策が改めて望まれる。
 高齢化社会はますます進展する。医療や介護、さらに尊厳が守られる体制など時代に合わせてさらに充実させることが求められる。
(和光同塵)

2020年10月5日 第7060号

コロナ禍とドラマ「半沢直樹」

 日曜日夜9時からのドラマ「半沢直樹」をご覧になっていた読者も多いのではないだろうか。原作は作家の池井戸潤氏。今回のシリーズは7年前にドラマ化されたシリーズの続編として放送され、先月27日が最終回だったが、視聴率がいずれも20%を超えるという高視聴率だったそうだ。
 池井戸潤氏は1988年に三菱銀行へ入行、7年後に退職し作家を目指す。1998年に「果つる底なき」で江戸川乱歩賞を受賞して作家デビューを果たし、2011年に「下町ロケット」で直木賞を受賞する。池井戸潤氏の作品の多くは彼自身の銀行員時代の経験を活かしたものであり、後にドラマ「半沢直樹」の原作となる「オレたちバブル入行組」などの作品も銀行員を主人公としたものである。
 2013年に放送されたシリーズは、合併後の銀行を舞台にしており旧銀行派同士の醜い派閥争いが繰り返される中、主人公半沢直樹が同期の友人と連携しながら奔走する姿を描いている。当時の視聴率は軒並み高く、最終回は40%を超え、主人公の決め台詞「やられたらやり返す、倍返しだ」の「倍返し」が2013年の流行語大賞に選ばれている。
 この年の流行語大賞は他に、NHK連続テレビ小説の「あまちゃん」から「じぇじぇじぇ」、予備校のCMから「今でしょ」、そして東京オリンピック招致を呼び込んだ滝川クリステルさんの「おもてなし」が選ばれている。第二次安倍内閣が前年末にスタートし「アベノミクス」も候補に選ばれている。震災から2年が経ち、明るさが戻り始めたことを反映している言葉が多かったと言えるだろう。
 一方、今年7月からのシリーズは当初4月から放送される予定だったが、コロナウイルスの影響で撮影が延期となり、3か月遅れての放送開始となった。その後も撮影の遅れのために休止される週があるなど、コロナウイルスの影響を大きく受けた番組となった。NHKの大河ドラマも放送開始後に1か月以上の中断を余儀なくされるなど、多くのテレビ番組が放送予定や番組内容を変更するなど影響を受けている。
 そのようなコロナ禍の今回の番組だが、ドラマの中の世界は全くコロナウイルスを感じさせない物語となっている。出演者に歌舞伎役者が多いこともあるから余計に感じるのかもしれないが、ドラマの中で語られる台詞の一つ一つが大袈裟であり、大見得の連続である。出演者同士の距離も驚くほど近く、ソーシャルディスタンスを気にしてしまう。
 今回のシリーズも高視聴率であり、多くの方がこの番組をご覧になったわけだが、ドラマの印象はどうだろう。私自身はやや違和感を覚え、前回ほど夢中に楽しむことができなかった。日本人の勧善懲悪もの好きにはまったドラマではあるが、あえて内容を見てみると、役員会は中高年の男性ばかり、それも日本人だけである。派閥抗争と社内政治に明け暮れている世界が描かれ、まるで昭和の時代そのものと言える。
 コロナ禍を意識した面では、当初はなかった「施されたら施し返す。恩返しです。」という台詞が急遽加えられ、医療関係者に感謝を評したいという社会の気持ちを反映したとのこと。過去の時代を描いたドラマではあったが、ウィズコロナ、アフターコロナの時代に向けて新たな価値観を伝え、日本人一人ひとりが自身を振り返るきっかけを与えたドラマだったと言えるのかもしれない。
(多摩の翡翠)

2020年9月21日 第7058・7059合併号

時代やニーズに合わせアレンジ

 音楽の世界ではよく、カバーソングという言葉を耳にする。過去に発表された曲を編曲、演奏、歌唱して発表することだが、有名なところを振り返ってみよう。
 フォークグループ・かぐや姫の「なごり雪」をイルカがカバーし大ヒット。時代を越えて卒業式の定番ソングとなっている。
三木聖子が歌った「まちぶせ」を、後に石川ひとみがカバーしヒット。さらにこの曲、作詞・作曲を手掛けた荒井由実本人もレゲエ風にアレンジし、セルフカバーしている。
 グループ・サウンズ(GS)・ヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」を島谷ひとみがカバー。ヴィレッジ・シンガーズのリリースが1968年2月25日、島谷ひとみのカバーリリースが2002年5月9日。実に34年以上もの時を経ての大ヒットとなった。
 演歌歌手・坂本冬美がビリー・バンバンの「また君に恋してる」をカバー。焼酎のCMでも流れてヒットした。
音楽家・大瀧詠一が作詞・作曲した「夢で逢えたら」という楽曲は、歌手・吉田美奈子が最初に発表して以降、ラッツ&スターをはじめ数多くのアーティストがカバーしている。
 国内だけにとどまらず、ヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」を西城秀樹が「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」としてカバーし大ヒット。サザンオールスターズの「愛しのエリー」をレイ・チャールズが「Ellie My Love」としてカバー。
80年代後半に彗星のように現れたアイドルデュオ・WINKのデビュー曲「愛が止まらない」は、カイリー・ミノーグのカバー曲だ。平井堅は既製のアーティストの楽曲ではなく、童謡「大きな古時計」をカバーし、大きな話題となった。
 徳永英明は女性アーティストの曲をカバーしたアルバム「VOCALIST」をリリースし、いくつもの賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
 最近では、2018年にDA PUMPの「U.S.A.」が大ヒット。この曲も1992年に、イタリア人歌手ジョー・イエローが発表した「U.S.A.」のカバーだ。「いいねダンス」が浸透し、「ダサカッコいい」と称されてブームを巻き起こした。
一方、テレビドラマの世界では、リメイクという言葉がよく使われる。山崎豊子の長編小説をもとにドラマ化された「白い巨塔」。田宮二郎主演で連続テレビドラマ化されたのをはじめ、何度かテレビドラマ化され、2003年には唐沢寿明主演で連続テレビドラマ化されている。
 反町隆史主演で1998年にドラマ化された「GTO」は、2012年にEXILEのSKIRA主演でリメイクされている。他にも、映画やゲームの世界でもリメイクはいろいろと行われている。
 どのカテゴリーにおいても、オリジナルがやはり一番良い、という人もいれば、カバーやリメイクバージョンの方が好きだ、という人もいる。今までになかった新しいものをクリエイトし、それを世に送り出すのも良いが、すでにあるものを改めて見つめ直して手を加え、アレンジをして、新たなオリジナリティを付け加えるのもまた良いものだ。
 カバーやリメイクは上述のようなものだけに限らず、文化や歴史、伝統芸能など、あらゆるものでも可能ではないだろうか。
 かつて取り扱っていた商品、サービスを、時代に合わせ、さらには将来的に予想される変化にも対応していけるような形でリメイクして、世に送り出していけば、先人たちの思いが過去から現在、そして未来へと繋がっていき、新たな光が見えてくる―そのきっかけとなるものはひょっとすると、普段生活している地域にあるかもしれない。
(九夏三伏)

2020年9月14日 第7057号

激甚化する災害、備えの強化を

 9月1日は「防災の日」。毎年、防災訓練が各地で行われるが、今年は新型コロナウイルス感染症への対策もあって工夫が求められた。地震と同時に大雨など気象災害への備えも怠ることはできない。近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯など、以前は耳慣れなかった言葉も頻繁に聞くようになった。
 豪雨被害は2017年の九州北部豪雨、18年の西日本豪雨、19年の令和元年東日本台風(台風19号)による豪雨など毎年のように発生している。今年も令和2年7月豪雨(7月3~31日)で被害が出た。50年に一度といった従来のレベルと異なる豪雨が、ここ数年、相次ぐ。
 気象庁によると1時間の降水量50ミリ以上の年間発生件数は増加しているという。1976~2019年で10年当たり28.9回の増加。最近10年間(2010~19年)の平均年間発生件数の約327回は、統計期間の最初(1976~85年)の約226回と比較して約1.4倍になっている。今年1~8月では269回となった。
 今年7月の豪雨は各地で甚大な被害が出た。記録的な雨量で多くの河川が氾濫、土砂崩れも起きた。熊本県の球磨川は短時間の記録的な豪雨で一気に増水、逃げきれなかった人も多い。球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」では、水没により14人が亡くなった。今年1月時点で、社会福祉施設や病院、学校などで洪水被害にあう危険性が高いのは、全国に7万7964か所もあるとされる。
 活発な梅雨前線の影響で、7月は長期にわたって大雨となり日照時間はかなり少なかったと気象庁が発表している。太平洋側、西日本日本海側は、7月として1946年の統計開始以来、最も多雨となった。確かに例年以上に梅雨が長かったような気がする。
 8月は一転して暑い日が続いた。全国的に気温は高く、記録的な高温となった地域が出だ。高気圧に覆われ、8月としては統計開始以来、東日本では最も高く、西日本では1位タイの高温となった。一方で降水量は太平洋側では過去最少だった。9月に入っても3日に東北から山陰地方にかけての日本海側で35度以上となる猛暑日になった所が続出。新潟県の三条市では40.4度を観測、胎内市でも40.0度となった。9月の統計史上最高記録を更新した。
 豪雨の頻度が増加し、激甚化している背景には、気温の上昇に伴う大気中の水蒸気量の増加があるとされる。大量の水蒸気が海洋上から川のように日本上空に流れ込んでいるという。その流量はアマゾン川に匹敵するとされる。
 地球温暖化の影響だろうか、過去に経験のないような大規模な災害も起きており、従来にない発想での備えが迫られる。日本は地球全体の平均の2倍の上昇率で温暖化が進んでいると専門家は指摘する。日本周辺の海面温度の上昇は、日本に接近する台風の力を強める。
 8月の海面水温は、平年よりかなり高く、特に関東南東、四国・東海沖、沖縄の東では解析値のある1982年以降で最も高くなった。30度を超える海域も広く見られる。9月下旬まで高い温度が続くと予測されている。太平洋の海面温度が高いと、発生した台風は強い勢力のまま日本に接近する。
 気象庁の階級「猛烈な台風」をさらに超える「スーパー台風」の災害も懸念される。海面の上昇によって、今後は1年間に複数が上陸するのではないかという。ハザードマップの整備、住民への速やかな情報伝達、迅速な避難体制づくりといった備え、さらに災害に強い街づくりなどに知恵を集めることが求められている。
 普段からの点検や見直しも欠かせない。従来とは異なる工夫が必要だろう。住民の安全を守るために、郵便局と自治体の防災に関する連携も進んでいるが、さらなる強化が期待される。同時に命を守るには一人ひとりの自覚や行動にもかかっている。避難所や防災用品、備蓄の確認などに日常から心がけたい。
(和光同塵)

2020年9月7日 第7056号

太宰治と芥川賞の因縁

 令和2年上期の芥川賞、直木賞が7月15日に発表され、芥川賞は、高山羽根子氏の「首里の馬」、遠野遥氏の「破局」の2作品に、直木賞は、馳星周氏の「少年と犬」が受賞した。
 上期の選考候補作については前年12月から本年5月までの6か月間に発表された作品が対象となり、芥川賞については6月16日に候補作5作品が発表された。その時点から「赤い砂を蹴る」が候補となった劇作家の石原燃という女性作家が話題となった。作家にとって作品が話題になることが本望だろうが、今回候補になった石原燃氏の話題は、その母が津島佑子という作家であることもあるが、それより太宰治の孫にあたることの方が話題に上っていた。
 というのも、太宰治と芥川賞といえば1935(昭和10)年の第1回同賞の候補作に「逆行」という小説が最終候補になりながら落選し、以降受賞できなかったという因縁があるからだ。第1回の同賞は石川達三氏の「蒼氓」が受賞したが、選考委員の一人であった川端康成が太宰の作品に対して「作者目下の生活に厭な雲ありて、才能の素直に発せざる憾(うら)みあった」と評し、太宰はこの選評に対して「文学賞が作品ではなく作家の生活態度の評価で決まってしまってよいものでしょうか」と憤怒のエッセイを公表している。
 この年、太宰は26歳であるが、大学在学中の心中騒動や鎮痛剤として使用したパビナール中毒など問題のある生活を送っていたことは確かである。しかし、学生時代から小説家を目指し、井伏鱒二に師事していた太宰にとって、この落選は相当にショックだったのだろう。その後も太宰の芥川賞への執着は強く、翌年、選考委員だった佐藤春夫に受賞を懇願する手紙を書き、また作品集「晩年」出版時には、川端康成に書籍とともに「私を見殺しにしないでください」との手紙を送っている。しかし翌年以降に太宰の作品が候補作として挙げられることはなかった。
 28歳となった年、師事していた井伏が太宰のすさんだ生活を変える為に、自分が滞在していた富士のよく見える山梨県御坂峠に招待する。こうした気分転換が功を奏し、徐々に太宰の生活は安定していく。その頃に井伏の紹介で石原美知子と見合い結婚し、東京・三鷹に転居、二女一男をもうける。
 太宰は最期38歳で山崎富江という女性と入水自殺して亡くなるが、妻の津島美智子にあてた遺書に「誰よりもお前を愛していました」と残している。彼女との結婚生活の中に彼にとっての一時期の幸せを感じていたのかもしれない。その次女の子が太宰にとって孫となる石原燃氏である。
 石原というペンネームは祖母の旧姓を使ったのかもしれない。つまり祖父の太宰、津島姓を否定したということか。石原氏の作品に対する選評には、「平凡と言うほかない」という選者と「今回自分は一番推した」という選者がいた。文学作品の捉え方は様々だが、このような選評があるだけでも将来性はあるように感じる。
 コロナ禍の中、文化芸術のイベントが中止されるなど不要不急と扱われている。しかし、人類の歴史を見ても文化芸術が果たしてきた役割は計り知れない。少なくとも文学は中止をされるものではない。今回のような話題でも構わない、少しでも多くの方が文学に触れ、文化芸術に心を癒され、それが普通となる生活に早く戻ることを祈るばかりである。
(多摩の翡翠)

2020年8月31日 第7055号

連携の輪を広げ地域活性化を

 今年は全国的に梅雨明けが大幅に遅れた。これまで、梅雨明けが遅い年は冷夏となる、あるいは天候不順となる傾向が強かったが、梅雨が明けた途端に各地で猛暑に見舞われている。
 8月17日には静岡県浜松市で、歴代最高気温と並ぶ41.1度を記録。夏の主役・太平洋高気圧に加え、上空のチベット高気圧が重なり合い、日本付近を覆っている所に、フェーン現象が発生したことが要因のようだ。
 フェーン現象とは、気流が山を越えて降下する風下側では、乾燥して気温が高くなる現象をいう。2010(平成22)年6月26日、フェーン現象により北海道の東部で軒並み猛暑日となったほか、真夏日を観測すること自体が少ない釧路市でも32.4度と、観測史上最高気温を記録している。
 2019(平成31)年5月26日には、同じくフェーン現象により、北海道の佐呂間町で39.5度を観測し、北海道内で史上初の39度台の気温となったほか、増毛町や紋別小向では夜間の最低気温が25度以下に下がらない熱帯夜となっている。
 また、フェーン現象自体、季節を問わず起こり得るものだ。2009年2月14日には、フェーン現象で静岡県や神奈川県の多くの地点で最高気温が25度以上の夏日を観測している。
 地球温暖化が叫ばれる中、これからも夏季の最高気温の記録が更新されることはあり得るだろう。
 過去の最高気温歴代ランキングを見ても、浜松・天竜(静岡県)、熊谷・越谷・鳩山(埼玉県)、美濃・金山・多治見(岐阜県)、江川崎(高知県)、中条・寺泊・三条・高田(新潟県)、青梅(東京都)、山形・酒田(山形県)、かつらぎ(和歌山県)、甲府・勝沼・鼠ケ関(山梨県)、桐生・伊勢崎・館林・上里見・前橋(群馬県)、愛西(愛知県)、宇和島(愛媛県)、志賀町(石川県)など、近年特に夏に最高気温40度以上を観測する地点が増えている。
 さて、浜松市と同じ41.1度の最高気温を2018年7月23日に観測した埼玉県熊谷市の富岡清市長は同日、「生命に影響を与えかねない災害級の暑さが続く中で、熊谷市においても危険な暑さとなっていることに変わりはありません。暑さ対策日本一を標榜してきた本市といたしましては、暑さを競うのではなく、引き続き、市民の皆様の生命と健康を守るため、今年は新型コロナウイルス感染症対策と併せ、暑さ対策、熱中症予防に取り組んでまいります」というコメントを発表している。
 これまで、最高気温の記録が更新されるたびに、当該自治体では「日本一暑いまち」などと、そのことをPRしていく光景が多くみられた。
 ただ、その一方で、熱中症で命を落とす人、緊急搬送される人も多くいるということを忘れてはならない。今や屋外だけでなく屋内、あるいは夜間も熱中症への注意は必要となっている。
 もちろん、各自治体が熱中症対策等を講じることは言うまでもないが、同じ猛暑を記録している自治体同士が連携し、これからの時代に合った熱中症対策を推進してはどうだろうか。都市部、あるいは郊外で行っている対策や取組みなどの情報を共有し合うことで、様々なアイデアが出てくると思う。
 今、郵便局と自治体との包括連携協定締結をはじめ、各地で様々な協定締結や連携が行われている。自治体に限らずNPO法人や民間団体との連携など、将来を見据えながらの郵便局の熱心な取組みは、これからの地域社会活性化に期待が持てるものだ。
 連携はその地域だけでなく、離れた地域同士でもできると思う。大いなる可能性がある中、連携の輪が全国各地で広がり、地域が活性化していってほしい。
(九夏三伏)

2020年8月24日 第7054号

進む人口減、延びる平均寿命

 日本人の人口は減少を続ける一方で、平均寿命は過去最高を更新した。出生者数が減少するとともに、死亡者数は増加しているが、65歳以上の高齢者の占める割合は年々増加、少子高齢化が一段と進んでいる。
 総務省が今年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口調査を8月5日に明らかにした。日本人の人口は、前年より50万5046人少なく(0.40%減)、1億2427万1318人(男性6062万4340人、女性6364万6978人)。
 減少数は現在の調査になった1968(昭和43)年以降で最大。人口は2006(平成18)年に初めて減少し、2008年、2009年と増加したものの、この年の1億2070万6183人をピークに11年連続の減少だ。
 日本人の出生者数は約86万6908人と減少傾向。2015(平成27)年に増加したが、その後は4年連続の減少。出生者数の調査を開始した1979(昭和54)年から最少となった。一方、死亡者数は約137万8906人で増加傾向。こちらは1979年以降で最多。
 都道府県で人口が最も多いのは、もちろん東京都(1325万7596人)。神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県、千葉県、兵庫県、北海道と続くが、これらの8都道府県で人口の半数以上(50.01%)を占める。
 最も人口が少ないのは鳥取県(55万6195人)。次いで島根県、高知県、徳島県、福井県、山梨県、佐賀県、和歌山県となっている。
 人口が増加したのは東京都(6万8547人増)、神奈川県(4213人増)、沖縄県(2332人)の3都県のみで、他の44道府県は減少した。
 減少が多いのは北海道(4万2286人減)、兵庫県(2万6937人減)、静岡県(2万5600人減)。減少率が大きいのは秋田県(1.52%減)、青森県(1.36%減)、山形県(1.27%減)の順となっている。
 また、日本に住む外国人は前年より19万9516人増え(7.48%増)、286万6715人(男性141万1688人、女性145万5027人)。6年連続の増加。総人口に占める割合は前年の2.09%から2.25%に上昇した。2年連続で2%を超えた。日本人と外国人の総計は30万5530人減(0.24%減)の1億2713万8033人。
 日本人の年齢別構成は、年少(0~14歳)が1528万7153人(構成比12.30%)、生産年齢(15~64歳)が7367万6767人(59.29%)、老齢(65歳以上)が3530万7386人(28.41%)。年少・生産人口は減少傾向で、老齢人口は増加傾向。2015(平成27)年からは老齢人口は年少人口の2倍以上になっている。
 厚生労働省が令和元年簡易生命表の概況を7月31日に公表した。2019(令和元)年の日本人の平均寿命は、男性が81.41歳、女性が87.45歳となり、いずれも過去最高を更新した。前年に比べて男性が0.16歳、女性が0.13歳、寿命が延びた。男性は8年連続、女性は7年連続の更新だ。
 戦後間もない1947(昭和22)年は男性50.06歳、女性53.96歳だったから雲泥の差だ。30年以上も寿命が延びたことになる。男女とも癌、心疾患、脳血管疾患、肺炎、不慮の事故などの死亡率の改善が平均寿命を延ばす要因になっているという。
 2019年生まれの人が将来、三大死因とされる癌、心疾患、脳血管疾患のいずれかで亡くなる確率は、男性で49.62%、女性で44.72%。これらでの死亡が仮にゼロになったとすると、平均寿命は男性で6.65歳、女性で5.45歳ほど延びると試算されている。
 長寿社会は喜ばしいが、介護を受けたり、寝たきりになったりせずに生活できる「健康寿命」をいかに延ばすかも求められる。ちなみに、厚生労働省が把握する国との国際比較では、男性は香港(82.34歳)、スイス(81.70歳)、日本、女性は香港(88.13歳)、日本、スペイン(86.22歳)の順となっている。
(和光同塵)

2020年8月10日 第7052・7053合併号

プラスチックによる海洋汚染

 海底のサメからマイクロプラスチックが検出されたという。網にかかった4種類・46匹のサメを調べた結果、3分の2の消化管に合計379個のマイクロプラスチックがあったと英国エクセター大学などの研究グループが7月22日に発表した。
 3月18日には米国太平洋岸の都市を流れる川で捕獲した魚の約4分の1から、マイクロプラスチックが検出されたとカルフォルニア大学の研究チームが明らかにしている。
 また、生まれて間もないウミガメが餌と間違えて食べ、大きな影響を与えていることが分かった。 ウミガメの産卵地として知られる米国のフロリダの海岸で採集した後に死んだ個体の93%が摂取していたという。
 マイクロプラスチックは5ミリ以下のプラごみ。小さいものはナノサイズにもなり、環境中へ拡散し、水道水にも混入していることが分かっている。発がん性のあるPCB(ポリ塩化ビフェニール)などの有害物質が付着し、食物連鎖で人間にも悪影響を及ぼすと指摘される。
 このマイクロプラスチックによる海洋汚染が、世界的な問題となっている。世界の海のいたるところで見つかり、魚や貝など様々な生物が摂取していることが報告されている。プランクトンやサンゴも食べることが知られており、生体系に影響することが危惧される。
 海岸にペットボトルやレジ袋、食品容器など様々なプラスチック製品が打ち上げられている光景も目にするが、プラスチックに依存した社会の歪みでもある。汚染は深海にも及び、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の有人潜水調査船「しんかい6500」を使っての調査では、房総半島東沖の水深5700メートルでハンバーグのプラスチック袋を見つけたとのニュースがあった。昭和59年の製造とあり、何十年も海底にあったことになる。
 これに止まらず、日本周辺の深海底からは多くのプラごみが見つかっているという。潜水艇を使った水深1万972メートルのマリアナ海溝の調査でも、プラスチック袋や菓子の包みが発見された。北極海と大西洋をつなぐフラム海峡でも、堆積物に大量のマイクロプラスチックの蓄積があったとドイツの研究所が発表している。
 海洋汚染は深刻な状況だ。海で見つかるごみの8割は陸上由来とされる。2割は漁業ごみなど海由来。ほとんどが陸で捨てられたプラスチックで、川などを通じて海に流れ込む。
 昨年6月に大阪市で開かれた主要20か国・地域首脳会議(G20)では、2050年までに新たな海洋汚染をゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が採択された。
 世界の海には1億5000万トンのプラごみが蓄積しているとの試算があり、このままプラスチックが海に流れ続けると2050年には10億トンに達し、8億トンとされる魚の量を上回るとの危機感がある。
 国連環境計画(UNEP)によると、国民1人当たりの年間のプラスチック排出量は、ワースト1の米国(45キロ)に続き日本は2位(32キロ)。環境省の調査では日本周辺の海域は他に比べて27倍ものマイクロプラスチックが存在するとされている。いわばマイクロプラスチックの“ホットスポット”だ。
 日本で出る廃プラスチックは年間900万トンとされるが、再利用は23%に過ぎない。燃やされるものも多いが地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出につながる。マイクロプラスチックの汚染は「使用量そのものを減らす以外にない」と専門家は指摘する。
 プラスチックの“使い捨て”文化の見直しが求められる。脱プラを目指し、産業界のみならず消費者ができるだけプラスチックを使わず、廃棄物の発生を最小化する循環型社会への転換が求められる。
 消費者のライフスタイルの見直しを促すため、7月1日からコンビニやスーパーなどで使われるレジ袋の有料化が義務づけられた。郵便局でも原則有料化だ。廃プラスチックのうちレジ袋の占める割合は約2%とされるが、生活や社会の仕組みを変えていく第一歩としての意義が大きい。
 有料化から1か月を経て、コンビニではレジ袋を辞退する人の割合が増加したという。有料化される前の3割から7割超に大きく跳ね上がった。できることから意識改革を進め日常の生活を見直したいものだ。
(和光同塵)

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