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2026年10月26日 第7376・7377合併号

【主な記事】

ぽすくま電車 運行を開始 広島駅─宮島口
 

ぽすくまラッピング電車


 中国支社(麸沢光弘支社長)は、地域住民に郵便局をより身近に感じてもらうため、広島電鉄と連携して「ぽすくまラッピング電車」の運行を10月8日から開始した。運行予定期間は来年9月30日までの1年間で、運行は広島駅から広電宮島口までの約20㌔㍍、約1時間の区間。
 「ぽすくまと仲間たち」や広島の特産物などでデコレーションされた車両が、同区間を1日5~6往復する。JP郵便局やゆうパックのロゴも入っており、「送る」「お届けする」「喜ばれる」姿を描くことで、「大切な人に贈りたい」という気持ちが表現され、車両全体をラッピングすることで、路線沿線の人たちに郵便局のイメージアップとPR効果が見込める仕様になった。
 運行初日の10月8日に広電宮島口Aホームで運行記念セレモニーが行われ、日本郵便の小池信也社長、中国支社の麸沢支社長が出席。来賓として、廿日市市の松本太郎市長、広島市の戸田祐二副市長、ぽすくまの生みの親でもある中丸ひとみ元切手デザイナーが出席した。
 冒頭で小池社長があいさつ。「ぽすくまラッピング電車は地元の方や観光客にも楽しんでいただける。ぽすくまは約14年前に中丸さんが切手のデザインとして描き下ろし、今では7人の仲間もいる。これからもぽすくまと仲間たち、郵便局をご愛顧いただきたい。日本郵便はこれからも地域に貢献していく」と述べ、地元鉄道会社とコラボしたイベントで、両社が一層地域に親しまれる存在になることを期待した。
 麸沢支社長は「ラッピング電車を通じて、郵便局が人と人をつなぎ、町や未来、思いをつなぐ存在になることを願う。ラッピングは広島の名産品をぽすくまと仲間たちがゆうパックでお届けする姿を描いたデザインになっている。地域の皆さんや観光客がゆうパックを身近に感じ、大切な人に思いを届けたいという気持ちになっていただければ幸い」と語った。
 松本市長は「メールやSNSが主流になっている時代だからこそ、思いを形にして届ける温かみが再認識されると思う。ぽすくまラッピング電車が観光振興にも貢献して頂けると確信している。今後も市民の安心・安全な暮らしの実現に向けて、連携を深めていきたい」と祝辞を述べた。
 戸田副市長は松井一實広島市長のメッセージを代読。「ぽすくまは日本郵便のオリジナルキャラクターとして多くの人に愛されてきた。ぽすくまと仲間たちは人々の思いが込められた手紙や小包を安全・確実に届けるために日々頑張っている。その姿は多くの人々を運ぶ電車と重なるものであり、両社の取り組みを発信することは大変意義深い。今回のラッピング電車には広島の特産品も描かれており、地域の皆さんや観光客に広島の魅力を再発見していただきたい」とあいさつした。
 続いて電車を背景にテープカットが行われ、いよいよ一番列車の運行となった。事前の募集に応じた約30人の子どもたちと保護者が乗車し、走行中の電車内ではぽすくまに関するクイズ大会が催された。
 クイズは「①ぽすくまが働いている郵便局はどこ?」や「②ぽすくまが好きな食べ物は?」など4択で10問出され、車内は大いに盛り上がった。(回答は①森の郵便局、②はちみつトースト)。
 また、列車後部のシートには、ぽすくまと仲間たちの大きなぬいぐるみが並べられ、乗客は適宜その前で記念写真を楽しんだ。
 約1時間の乗車時間はあっという間に過ぎ、広島駅に到着後、乗客たちは嬉しそうに下車し、電車の前でも記念写真を撮影した。
 当日は同時に広島JPビル郵便局のパブリックスペースで共催イベントも開催されており、下車した人たちの多くがそのまま郵便局の会場に足を向けた。会場にはぽすくま特設コーナーが設置され、「ぽすくまなりきりセット」でぽすくまになりきった写真をフォトスポットで撮影したり、ぽすくまラッピング電車のために、中丸さんが描き下ろした「ぽすくまと仲間たち」「広島の特産品」の原画鑑賞を楽しんだ。
 会場内には中丸さんのサインコーナーも設けられ、多くのファンがサインの行列に並んでいた。
 広島JPビル郵便局の山下武局長は「イベントをするにあたり、中国5県から多くの社員にアシスタントとして集まっていただいた。お客さまも社員もお祭りのように楽しんでいただきたい。ぽすくまに関する事前の問い合わせも多数あり、ぽすくまの人気の高さを改めて実感した」と話し、中国5県から多数の応援が来てくれたことに感謝するとともに、ぽすくま人気の高さに言及した。
 この日から向こう1年間、車両全体にぽすくまや郵便局の商品、広島の特産品をあしらった電車が毎日運行することで、ぽすくまと郵便局の人気がますます向上することが期待できそうだ。


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