「通信文化新報」特集記事詳細
2026年10月12日 第7374号
【主な記事】
総務大臣に藤井比早之 衆議院議員
高市改造内閣 衰退に歯止めをかける
第2次高市改造内閣が9月17日、発足し、藤井比早之(ひさゆき)氏が総務大臣に任命された。総務省出身の衆院議員。内閣府特命担当大臣(地方創生)、地域未来戦略担当、副首都整備等推進担当も兼務する。藤井大臣は「地方は疲弊しており、地域AXで経済を回し衰退に歯止めをかけて、軌道に乗せていきたい」と意欲を語った。 =3面に関連記事=
優先する課題については「まずは熊本地震と千葉の豪雨災害の被災地の復興に全力で取り組みたい」と述べたうえで「地方の疲弊は口先だけで解決できるのかというと難しい。村々の現場では、草刈りや泥上げ、水路の管理を維持していくのが大変。都市部では、コミュニティがなく、孤独や孤立で苦しんでいる。このようなことに真摯に向き合い対応していきたい」と地方と都市それぞれの課題解決に対する取り組みについて語る。
地域の施策については、地域未来戦略も担当しており「最先端のAI、フィジカルAIなど、地域AXを進め、経済を回し、衰退に歯止めを掛けて軌道に乗せていくことが大事」と述べた。
総務省は今年度の概算要求でAIやAX関連事業が多いが「日本の情報通信は世界最先端。基礎自治体をバックアップする大きな役割を持っており責任が重い。オール光ネットワーク、海底ケーブル、次世代ワイヤレスが挙げられる。AIの進展によりデータ流通量が増え、海底ケーブルが不足している。その確保は生活を支える重要な課題」と情報通信技術が成長戦略での重要な役割を果たすことを強調した。
藤井大臣は総務大臣のほかに内閣府特命や地域未来戦略を兼務している。そのメリットについては「地方創生や地域未来戦略は総務省とも密接に関わる施策でもあり、自治体との連携は不可欠。総務大臣がそれらを兼務し、地方行政部門との相乗効果が上がるよう、協力して取り組んでいきたい」と話している。
最後に「現場、国民の声に耳を傾けながら、職員と共に必要な施策を着実と進めたい。結果を出せるよう、緊張感を持って職務に臨みたい」と職務への姿勢を述べた。
【藤井比早之(ひさゆき)経歴】
内閣府特命担当大臣(地方創生)、地域未来戦略担当、副首都整備等推進担当を兼務。東京大法学部卒。自治省に入省。消防庁、金融庁、内閣官房に出向した。彦根市副市長を経て、2012年に衆院議員初当選。兵庫4区、当選6回。国土交通大臣政務官、内閣府副大臣、デジタル副大臣、外務副大臣、党副幹事長などの要職を歴任。
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