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2026年4月20日 第7349号

【主な記事】

郵便局長を目指す若手にエール
キャリアアップセミナー
横浜市東部連絡会
 

 


 



 横浜市東部地区連絡会(村野浩一統括局長/青葉台駅前)は3月5日、横浜中央郵便局の研修センターで「横浜市東部キャリアアップセミナー」を開催した。内容は①局長職ってどんな仕事?(講話)、②現役局長によるパネルディスカッション、③質疑応答。管理職(局長)の仕事に興味があれば、年齢・性別・経験年数・現役職を問わず参加を歓迎。通常業務後の18時30分から開催したセミナーには、約40人の社員が集まった。
 
 はじめに、村野統括局長は「結論から言えば、将来管理職を目指すということであれば、横東(よことう・横浜市東部地区連絡会)の局長になるのが、一番やりがいがあると思う。その理由は仕事をやる面白さと特徴。一番やりがいがあるのは『まちづくりに仕事として絡める』という点」と話し、一気に耳目を集めた。
 「まちづくりといっても大層なことではなく、例えば、地域の役に立つ、地域の産業に力を貸すなど小さいことでいい。これを仕事としてできる仕組みは滅多にない」と説明。
 「郵便局長ほど地域に対する仕事に繋がれる仕事はない。郵便局のサービスの多様性や客層の広さ、切手、物販、ふるさと小包、無人販売など商品のことを勉強すると、実はアイテムがたくさんある事に気づき、色々な提案ができる。やり方や考え方によって、『郵便局はこんなことが(も)できるんだ!』と、お客さまを呼び込めるのは、やりがいがあって楽しい」と展開。
 マネジメントについて「どの会社でも、管理者に必要なスキルとして、『伴走型』、『指示管理型』などのマネジメントが非常に注目されている。個人的には『マネジメント‖エンターテインメント』だと感じている。リーダーがビジョンを持って人の心を掴み、どう組織運営や人材育成をしていくのか。特に人材育成は、個々の才能をどう指導・演出して活かしていくかだと考えると、舞台演出などに近いものがある」。
 郵便局の仕事について「我々がやっている仕事は、視点をちょっと変えるだけで、実はテレビドラマ、小説、映画といったものに近い仕事をしているのだと思う。単なる事務作業、流れ作業のように考えていたら、正直面白くない。自分は、何か問題が発生したら、課題が来たと思う。管理者になると、どう局を運営し、いかに成果を上げるかが、社員の時よりもより強く感じられるし、やり方によっては人生が変わってしまう。いいことも悪いことも、結構感動することもあるし、大変なことも楽しく感じられるから頑張れる。我々の仕事は世間一般には『堅い』と思われているが、実はクリエイティブな仕事をやっているんだということを、少し理解していただければと思う」。
 個々の特長や資質に加え、大切なのは「運」と力説。「成功した人を調べてみると、大体の人は『自分は運がいい』と思っているし、トライの回数が非常に多い。回数が多いということは、いっぱい失敗をしている。しかし、失敗しても後ろ向きにならず、めげないでトライし続け、『運がいい』と思うと、良くなっていく」。
 また、「レジリエンス(復元力/病気などからの回復力/強靱さ)」という言葉を挙げ、「悪いこと以外の普通の失敗であれば、何度トライしてダメになっても『そのくらいどうでもいいだろ』というぐらいの軽い気持ちで、失敗してもリカバリー、戻す回復力。まず、色々なことにチャレンジして欲しい」と強調した。
 「自分と、自分の周りの半径5㍍ぐらいの人のエンゲージメント(個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあう関係)を高められるような人になってほしい。横東の局長たちには①社員の前で愚痴・悪口・ため息禁止、②どんな時でも意味なくご機嫌であれ、の2点を心がけてもらっている。皆さんにもそんな気持ちでいてもらえたら。一緒に、いい郵便局を頑張って作っていきましょう」と希望した。
 清水貴雄副統括局長(総務/横浜十日市場)は、意欲ある社員たちを労い「たくさん集まっていただき、本当に嬉しい。横東の未来は明るい。今日は『ちょっと興味本位で来た』という方もOKだし、ひとつの道しるべになれば幸い」と歓迎した。
 「自局や他の局長たちは、つまらなそうに仕事していますか?」と問いかけ、「もちろん、大変な仕事ではあるけれど、多分、楽しそうに仕事をしているのではないだろうか。そうでなければ、これだけの皆さんに興味を持ってもらえないと思う。やっぱり、『局長』という、代々受け継いできた特徴・ブランド・言葉の重みというのは、未だにこの時代でも残っているのではないかと感じる」。
 また、「マネジメントや会社の業務も、目まぐるしい変化に順応していかなければいけないし、変えなければいけない事もある。局長は、守る事と変えていく事のバランスが大事なのではないか。皆さんと一緒に、改めて勉強するいい機会にしたい」と述べた。


=船生貴司局長(横浜浅間町)の講話、パネルディスカッションなどについて2面=


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