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2026年3月30日 第7346・7347合併号

【主な記事】

JR駅舎と一体化
東海初 坂祝郵便局(岐阜県)


 東海支社(大角聡支社長)は3月9日、高山本線坂祝駅の旅客通路(待合室)と一体化する形で、坂祝(さかほぎ)郵便局(加藤慎二局長)を開局した。東海支社エリアでは初めて。新住所は岐阜県加茂郡坂祝町取組366。
 坂祝町(伊藤敬宏町長)、日本郵便、JR東海は、坂祝郵便局舎の老朽化による局舎建替に併せて、町の活性化を目的に、坂祝駅の駅舎と駅周辺の整備を検討し、坂祝駅の旅客通路と郵便局の窓口が一体となった建物を新築した。今後、坂祝町による駅前ロータリー、公衆トイレの整備も検討されている。
 同日、開局セレモニーが行われ、渡辺猛之参議院議員代理・長谷川英樹秘書、坂祝町の伊藤町長、竹内浩一町議会議長、熊澤陽一郎取組区長、JR東海の中井洋樹東海鉄道事業本部運輸営業部担当部長、後藤広之美濃太田駅長、大角東海支社長、岐阜県東美濃地区連絡会の安江良広統括局長(坂本)、美濃加茂郵便局の辻剛志局長らが出席した。
 加藤局長は「私はこの坂祝町で生まれ育った。そのようなご縁のある地域で、郵便局長として新しい局舎の完成の日を迎えられたことを大変嬉しく感じている。今回の移転は坂祝町からの声かけをきっかけに、坂祝町、JR東海と郵便局の3者が連携しながら進めてきた取り組み」と述べた。
 また「今後、この駅前では更なる環境整備が計画されていると伺っているが、本日の新局舎の完成がその第一歩となることを願っている。これからも地域に寄り添い、坂祝町、JR東海と連携しながら、この駅前の発展に貢献していく」と決意を述べた。
 続いて、長谷川秘書が、渡辺猛之参議院議員からの「坂祝駅は町の玄関口であり、多くの人が行き交う、町と町を結ぶ重要な拠点。一方、郵便局は郵便・貯金・保険にとどまらず、地域に根ざしたネットワークを活かして、地域のステータスインフラとしてなくてはならない存在。本日の開局が、地域の更なる活性化と交流の促進につながることを心より期待」とのメッセージを代読した。
 伊藤町長は「東海地区初となる駅直結型の郵便局は、坂祝駅前ロータリー整備(2026年4月以降実施予定)と併せて大変意義深いもの」とあいさつ。
 中井担当部長は「このプロジェクトは日本郵便、坂祝町、JR東海の3者が一体となって進めてきた、非常に稀有なもの。大勢のお客さまが集う場所、それが駅であり郵便局であり、それぞれのお客さまが結びつく、賑わいを見出せる場所になれば」と期待を寄せた。
 大角支社長は、「駅と郵便局を一体化するという画期的な構想は、坂祝町が発起人となり、地域の皆さまの利便性向上を目指して提案いただいたことが始まりと伺っている。その結果、利便性向上はもとより、暮らしと交通、そして郵便サービスがつながる象徴的な施設ができた」と語った。
 テープカットが行われ、午前9時の開局と同時に、地元の利用者が早速窓口を訪れていた。
 ATM取扱時間は平日9時~17時30分、土日祝日9時~17時00分。新局舎の軒下が旅客通路(待合室)となっている。無人駅で、郵便局で駅の業務は取り扱わない。 


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