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2026年3月9日 第7343号

【主な記事】

中学生のキャリアアッププロジェクト
郵便局長トレカ販売を
大阪府河内北部連絡会が参加


 大阪府河内北部地区連絡会(河村義弘統括局長/枚方牧野駅前)では枚方市総合政策部と連携し、2月5日と6日に枚方市立第一中学校(棧敷勝校長)で行われた「キャリアアッププロジェクト」に、昨年に引き続いて参加した。
 
 キャリアアッププロジェクトは、従来の中学生の職場体験に代わり、企業からテーマの提供を受け、自分自身の考えを持って、他と意見交流することで視野を広げ深めるワークショップ型の学習。企業がミッションを提示し、中学生がその解決に向けて取り組む内容となっている。
 枚方市内の菅原(判正樹局長)・枚方渚(荻野慎史局長)・枚方春日野(北川弘毅局長)・枚方楠葉(大原孝之局長)・枚方中振(塚本真由局長)・枚方香里ケ丘五(次田浩之局長)・枚方三栗(西村壮史局長)・枚方船橋(篠原靖雄)の各郵便局の局長8人がメンバーとなり、企業案内、ミッション作成、ワークショップをサポートした。
 初日は次田局長による日本郵便の企業説明からはじまり、篠原局長が「郵便局を盛り上げよう!あったら良いな、こんな商品、こんなサービス!」というミッションを発表。中学生が6班に分かれ、課題解決に向けて取り組んだ。
 複数の班から多くのユニークな提案があった中、代表提案として、郵便局長のトレーディングカードの作成・販売を行う「郵便局長で日本郵便をもりあげよう!」が選出された。
 メンバーである郵便局長は、販売に対して需要面から疑問点も述べたが、中学生からは過去に中高年男性のトレカが売れた実績や、日本でのトレカ需要の説明などが行われたほか、過疎地ではレアカードが出るようにするなど、次々と積極的な提案を行った。
 また、ご当地キャラとコラボをすることや、複数枚集める特典を提案するなど、様々な利用促進策も盛り込まれており、代表提案の発表時には荻野局長から「皆さんは与えられたミッションから課題をしっかり見付けてもらい、私たちでは思いつかないようなプロジェクトを提案してくれた。今回も我々が想定していたものを上回る素晴らしい発表だった。今日学んだことは社会に出てからも必ず役に立つので、将来も力を発揮して」と講評があった。
 生徒からも「今まで、あまり行かなかった郵便局のことが知れてよかった」「郵便局を身近に感じることができた」などの声があった。
 また棧敷勝校長からは「途中までは企業の皆さんも心配されていたが、内容のある企画案が作成できており、しっかりプレゼンも行えた。これから社会に出て企業の一翼を担っていくにあたり、今回のことは貴重な経験になったと思う、各企業にも忙しいなか協力いただき感謝」と総括があった。
 局長たちは「地域貢献から参加した施策だったが、中学生に日本郵便のことを身近に感じてもらう良い機会となった」と話している。
 【各班の提案】
 ▽1組5班=「文通革命」~炎上しません日本郵便だから~…ランダムハガキ文通の実施、郵便局アプリで登録を行い、ランダムで文通相手を決定。その他にもAIを文通相手として選ぶことも可能。文通相手からきたハガキを郵便局に持参するとスタンプがもらえる。
 ▽5組2班=「みんなに届け!郵便局からの特別便」…郵便局はどんな仕事をしているか、みんなに知ってもらえるため、各学校に「郵便局のお知らせプリント」を配布。ぽすくまグッズのお知らせや、中学生限定キャンペーン(地域清掃の実施)のお知らせを行い、中学生にとって郵便局を身近な存在にしていく。
 ▽2組4班=「未来の自分へ」…「ズッキュン郵便局」の切手プリと、未来へのメッセージを書いて贈り物(お酒やお金を想定)をするサービス。内容周知のため、公式SNSやポスターを作成し学校へ掲示してもらう。
 ▽2組3班=「未来のあなたへ」…未来への手紙を作成し、配達日を指定して郵便局へ預ける。内容は、動画や今好きなものを、対象は祖母から孫や親子間、自分から自分、友達同士でなど、指定された未来日に配達。
 ▽3組6班(代表提案)=「郵便局長で日本郵便をもりあげよう!」…全国の郵便局長のトレーディングカード(福岡県ではおじさんトレカという中高年男性をヒーローにしたカードの販売実績があり)を作り、過疎地域の郵便局ではレアカードが出現率をアップさせ、地域活性化にも貢献する。
 ▽4組2班=「薬局で郵便局を盛り上げよう」…来客数と郵便物数が減少する中、薬局と連携し、自宅への配送を実施。過疎地域における高齢者への地域貢献になり、より地域に密着できる。みまもりサービスへの追加サービスやオンライン診療を想定。


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