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2020年 4月6日 第7034号

【主な記事】

ローソンと局舎を併設
岐阜大福郵便局が新築移転


 岐阜市の岐阜大福郵便局(江口ひろみ局長)は3月23日、新築移転オープンした。新住所は〒502-0934・岐阜市大福町7-68-1。コンビニエンスストアのローソンとの併設局舎(店舗)として、新たなスタートを切った。
 岐阜県中部地区連絡会にとっては、8年半ぶりの局舎の新築移転。岐阜大福郵便局の開局は昭和45年3月にさかのぼり、地域のお客さまに親しまれてきた。開局以来、半世紀を経て初の新築移転となった。
 オープン前には、お客さまが列をなし、午前9時の開店後は多くの利用者でロビーが賑わった。同連絡会によれば、開店後20分間で約200人が来店したという。
 同日の開局前に、岐阜市の柴橋正直市長ほかを来賓に迎えたオープニングセレモニーが開催された。
 来賓には、柴橋市長に加え、東海支社の福井崇之金融営業部長、岐阜県中部地区連絡会の平工昌彦統括局長(岐阜南長森)、則武自治会連合会の高橋進会長、ゆうちょ銀行の足立篤志岐阜パートナーセンター所長、近隣協力者の高橋忠之さん、ローソン岐阜大福町店オーナーの大坪剛さんを迎えた。
 また、村瀬一之副統括局長(総務担当/岐阜北長森)、北川淳司副統括局長(ゆうちょ担当/岐阜早田)、加藤孝行副統括局長(保険担当/三橋)、三島誠副統括局長(郵便・物販担当/岐阜吹上)、森田英治副統括局長(連携担当/岐阜北郵便局窓口営業部長)、各部会の部会長、局長、東海支社の社員、スタッフら多くが出席した。
 松浦宏俊局長(岐阜長良)が司会を務め、江口局長が「皆さまの多大なる力添えで本日を迎えることができ感謝。大福郵便局は昭和45年3月に開局した。ちょうど50年目となる本日、ローソン併設店として新規移転オープンすることとなった。これからも、地域の皆さまに愛され、親しまれる郵便局づくりに社員一同で一生懸命に頑張ってまいる」とあいさつした。
 柴橋市長は「新築移転を心からお祝い申し上げる。地域住民にとっての利便性向上に加え、コンパクトシティの観点からも、生活に関わるライフラインが集積していることによって、安心して生活できる街づくりが可能となる。このような素晴らしい郵便局ができたことは大変喜ばしい」と述べた。
 東海支社の福井金融営業部長は山﨑雅明支社長からのメッセージを代読した。「柴橋市長はじめ多くのご来賓のもと、岐阜大福郵便局の開局セレモニーが開催できることを心からお礼申し上げる。少子高齢化や人口減少にともなう地方創生の必要性の高まりなど、社会環境の変化やニーズの多様化にともない、郵便局に求められる役割の重要性が増している。今後も日本郵便は、全国津々浦々の郵便局と配達網など機能と資源を最大限に活用して、地域のニーズに合ったサービスを提供し、人々の生活を将来にわたって支援することで、豊かな社会作りに貢献してまいりたい」。
 平工統括局長は「多くの方々に臨席を賜り、移転開局のセレモニーが行われることは、われわれ郵便局長にとっても、この上ない喜び。皆さまに感謝申し上げたい。新築移転については、江口局長が就任した4年前から、土地を探していたところ、ローソンの声かけにより移転が実現した。ローソン店舗との併設は岐阜市内では初めてとなる。これからローソンと共に協力しながら、より多くのお客さまに来ていただけるよう努めてまいりたい」と語った。
 続いて、岐阜北西部会の小椋広幸部会長(岐阜島)から、野田聖子衆議院議員ならびに㈱ローソンの竹増貞信代表取締役社長ほかからのレタックスが披露され、来賓代表と江口局長がテープカット。
 6台の駐車場を備えるほか、ローソンとの駐車場の共同利用を図る。窓口は郵便が1、貯金・保険が2、相談コーナー1で、ATM1台を設置している。
 営業時間は、窓口は平日のみで、郵便が午前9時から午後5時、貯金・保険が午前9時から午後4時。ATMは、平日が午前9時から午後5時30分、土曜日が午前9時から午後12時30分。


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