「通信文化新報」特集記事詳細
2019年 9月9日 第7004号
【主な記事】充実する「ポスコン」
[栃木県中部地区会]結婚式に参列も
栃木県中部地区郵便局長会(大島秀一会長/藤原高徳)は8月10日、ベルヴィ宇都宮で第5回「Presents RADIO BERRYカップリングパーティー ポスコン」を開催した。地方創生の取組みの一つとして、栃木県中部地区会は県内の男女に出会いの場を設けようと、婚活パーティーを市内の結婚式場で全国に先駆け「ポスコン」として実施している。今年は実際の結婚式にも立ち会い、ポスコンの参加者が結婚という人生の大きなイベントを身近に体験できた。
栃木県中部地区会のポスコンは今年で5回目。地区会の高橋孝夫局長(宇都宮末広)の家族と知り合いの女性が、実際に新婦として結婚式を挙げ、ポスコンの参加者が参列するイベントを盛り込んだ。
さらに取組みに賛同する結婚式場が、ラジオ局のエフエム栃木の番組である「Presents RADIO BERRY」を紹介して勧めたことをきっかけに、ポスコン参加の呼びかけとラジオ番組が携わったパーティーの進行が行われた。
参加者は20歳~45歳の男性30人、女性30人。ポスターやラジオ番組でポスコンへの参加を呼びかけ、数多くの応募があるなかから選ばれた。
司会は「Presents RADIO BERRY」の番組パーソナリティー・黒後聡佑さんと高賀茂沙緒里さんが務めた。そのほか“ぽすみるく”や赤い色のTシャツを着た局長が会場を大いに盛り上げた。
開会の冒頭で、大島会長は「郵便局長会は、地域の活性化に向け、様々な地方創生事業を実施しているが、その目的は地域の方々の交流の場を設け、郵便局長と皆さまの連携、信頼を築くことにある。このポスコンも郵便局を通じて、出会いの場を設けてほしいとの声をいただき開催している」と強調。
そして「このポスコンから結婚に至るカップルも生まれており、主催する局長会として、この上ない喜びとなっている。参加する方にとって、今日という日が運命の日となることを祈念する」とあいさつした。
まず、名札を付けた参加者は1対1で全員と自己紹介するファーストタイムに続き、食事をしながら自由に会話ができるフリータイムを過ごした。
また、これまでの印象から気になる相手を選び用紙に記入するマッチング投票が行われた。
午後にはA~Gグループの7チームに分かれて、郵便局スタンプ早押しゲームを楽しみ、優勝したチームにはお菓子の賞品が手渡された。ゲームが終了すると、サプライズで今年5月1日に入籍したカップルの結婚式への出席が告げられた。
ポスコン会場と同じ敷地にある教会に移動して結婚式に参列した。パイプオルガンでの演奏と聖歌が響く中、新郎と新婦が牧師の前で永遠の愛を誓約する姿を見届け、参列者全員で聖歌85番を歌った。
そして会場に戻り、最終的に結ばれたカップルが発表された。
カップルは10組が誕生、大島会長からポスト型貯金箱と賞品のハンカチがそれぞれ手渡された。
さらにベルヴィ宇都宮から成立したカップルに、結婚式でのウエディングアイテム20万円相当と10万円相当の特典が贈られた。
最後に記念撮影を行い、約5時間にわたるポスコンは閉会した。
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