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2019年7月15日付 第6996・6997合併号

【主な記事】

日本の郵便制度を視察
[旭川東郵便局]タイから訪問団


 先進技術の企業や工場への視察を目的としたテクニカルビジット旅行団として、タイ王国の国家企業政策局(SEPO)、公企業研究開発センター(IRDP)のメンバーが6月21日、北海道旭川市の旭川東郵便局(高見昇局長)を訪れた。日本の郵便制度や料金について説明を受け、郵便区分機などを見学した。

 テクニカルビジットは先進技術などを学ぶために企業や工場を視察する旅行。主に産業視察を指すが、行政視察も含まれる。
 旭川東郵便局を訪れたのは、国家企業政策局からラサ・カンチャナサイ国家企業業績評価アドバイザー、ボラチャヤ・ラッサポム監督・評価局長をはじめ、政策・計画アナリスト上級レベル、国家エンタープライズアナリストシニアプロフェッショナルレベル、各州のエンタープライズアナリスト上級プロフェッショナルレベルなど8人。
 また、公企業研究開発センターからタワチャイ・ポワラソントン副社長をはじめ、副社長パフォーマンス評価部門、副社長パフォーマンス評価部、副マネージャー補佐官、アシスタントマネージャーパフォーマンス評価部、アナリスト業績評価部の6人と通訳、ガイドを含め合計17人が訪れた。
 初めに高見昇局長より日本の郵便制度の現状、郵便番号について説明があった。 訪問団は郵便番号7桁の説明を聞き「タイ国では郵便番号が日本ほど細かく分けられていない」と驚いていた。
 このほか、郵便料金の決め方などの質問があり、熱心に通訳を通して質疑が交わされた。
 説明後は郵便部を訪れ、郵便区分機を見学。小包区分機、チルド室などの現場も視察した。訪問団は日本郵便の取り扱う量の多さに驚いていた。約1時間の訪問だったが、満足のいった様子で次の企業訪問に向かった。
 今回の訪問は、2015年にも同じくタイ王国から見学に来ていて2回目になるという。


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