「通信文化新報」特集記事詳細

　愛媛県宇和島市津島町嵐にあり、大正7年6月に開局して今年で101周年を迎えた嵐郵便局（岩城健太郎局長）。国民的人気アイドルグループ「嵐」と同じ名前ということもあり、地区全体を含めて嵐のファンの間ではひそかに聖地ともなっている。
　同局がある嵐地区全体の活性化を目的に6月9日、嵐郵便局が主催、宇和島市立下灘公民館共催、下灘漁業協同組合とJAえひめ南、愛媛県南予地区連絡会（川﨑功統括局長／宇和島九島）、四国支社の協力でイベント「NEXT嵐～嵐郵便局100＋1周年感謝祭～」が開催された。
　嵐郵便局と下灘公民館を主な会場とし、約500人が訪れて大盛り上がりとなった。公民館前ではオープニングセレモニーが行われ、嵐郵便局の石﨑美和さんが司会を担当した。
　岩城局長は「嵐郵便局は大正、昭和、平成、令和と100年以上の長い間、地域の皆さまに支えられてきた。その皆さまに感謝の気持ちが伝わるよう、地域の人たちと一緒にこの下灘地区をPRできる場になるようにとの思いで、イベントを企画した。皆さまの協力で、イベントが開催できることをありがたく思っている」と感謝の言葉を述べた。
　また「令和という新しい時代に入ったが、これからも郵便局の事業を通じて、この下灘地区の発展のためになるよう少しでも役立ちたい。下灘地区の皆さまは嵐郵便局を、下灘地区以外の皆さまは近くの郵便局をぜひよろしくお願いしたい」とあいさつした。
　石﨑さんの「ネクスト、嵐！」の掛け声で、川﨑統括局長がくす玉を割ると「祝　嵐郵便局101周年」の垂れ幕が華やかに現れ、大きな拍手に包まれた。