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2024年03月11日 第7239号

【主な記事】

新社長に笠間副社長
ゆうちょ銀行 池田社長は退任
 

 ゆうちょ銀行は、4月1日付で笠間貴之副社長を社長とする人事を2月28日に発表した。池田憲人社長は3月31日に退任する。
 池田氏は退任にあたり「2016年4月の社長就任以来、伝統的な銀行のビジネスモデルとは一味違う、『ゆうちょ銀行らしいユニークなビジネススタイル』を模索してまいりました。新たな分野の事業への挑戦であるΣビジネスを構想し、リテールビジネス、マーケットビジネスと合わせた3つのエンジン(収益基盤)によるサステナブルなビジネススタイルを確立させたことにより、ゆうちょ銀行が目指す姿の実現に向けた道筋を示すことができたこのタイミングで、新しいテクノロジーも活用しながら、更にビジネスを発展させる情熱と力量を持つ方々へのバトンタッチを決断いたしました」とコメント。同日付で日本郵政取締役も退任する。
 笠間氏は「重責に身が引き締まる思いです。『お客さまと社員の幸せを目指し、社会と地域の発展に貢献する』というゆうちょ銀行のパーパスの実現に向け、全力を尽くして職務にあたる所存です」コメントしている。
 また、矢野晴巳執行役副社長は代表執行役副社長に、新村真常務執行役は専務執行役にそれぞれ就任する。
 【笠間貴之新社長略歴】
 早稲田大学理工学部卒。1996年4月、株式会社日本長期信用銀行(現・株式会社SBI新生銀行)入社。興銀証券株式会社(現・みずほ証券株式会社)を経て、2000年10月からゴールドマン・サックス証券会社へ。マネージング・ディレクター、クレジット・トレーディング部長を歴任。2013年7月にゴルビス・インベストメントPTE・LTD.取締役CEOに就任。2015年11月、ゆうちょ銀行執行役員、2018年5月から常務執行役員として市場部門クレジット投資部を担当。2020年4月に専務執行役員、2023年6月から取締役兼代表執行役副社長。岡山県出身。50歳。


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