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2024年02月05日付7234号

【主な記事】

施設利用と輸送を共同で
日本郵便ヤマト運輸能登半島地震の被災地

  日本郵便は令和6年能登半島地震の影響で、奥能登地域で営業を休止している事業再開に向け、ヤマト運輸(東京都中央区/長尾裕代表取締役社長)と施設の共同利用、荷物の共同輸送を1月19日から開始した。期間は最長3か月の予定。
 地震により穴水郵便局(石川県鳳珠郡)が大きな被害を受けたことから、日本郵便の荷物の引渡し拠点としてヤマト運輸の能登営業所を共同利用し、局留扱いとして差し出されたゆうパックの引渡しを行うとともに、能登営業所に輸送する両社の荷物を共同輸送することで、効率的な輸送の実現と地域の渋滞解消に貢献する。
 能登営業所の日本郵便への提供スペースは約20坪と駐車場2台分。「穴水郵便局・乙ケ崎分室留」のゆうパック(ゆうパケット、ゆうメールは対象外)の受取人への引渡しを8~16時まで行う(土日・祝日も営業)。なお、保冷、代引、着払、速達、セキュリティなど特殊取扱は対象外で、留置期間は10日間。
 共同輸送は、ヤマト運輸が金沢ベースから新金沢郵便局に立ち寄り、穴水郵便局留のゆうパックを引き取り、能登営業所へ輸送する。
 「局留ゆうパック」の差出方法など詳細は日本郵便HPで確認を。


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