「通信文化新報」特集記事詳細

 年/月

第6961号

【主な記事】

「いいじゃん、それぞれの年賀状。」
自由に個性に合わせて!
年賀はがき販売開始


 「平成31年用お年玉付年賀はがき販売開始セレモニー」が11月1日、東京都千代田区丸の内のJPタワーで行われた。新キャッチフレーズ「いいじゃん、それぞれの年賀状。」や嵐が出演する新CMが発表された。“自由”や“個性”を強調した新しい提案として、からくりやパラパラ漫画などを用いた進化系年賀状が披露された。
 セレモニーでは、まず横山邦男社長が「年賀状は皆さまにとって、もっと自由であってもいいのではないか。いろいろな方法で楽しんでいただけないか。そんな思いから、今の時代に合った年賀状のあり方、楽しみ方をお伝えしたい。平成最後の年賀状になる。この節目の年に、お互いの思いや気持ちを伝え合うきっかけになればと思う」とあいさつ。
 郵便・物流営業部の松本俊仁専門役が、今年の年賀はがきのラインナップや年賀状作成ツール、SNSを活用したはがきの交換、お年玉くじや特別キャンペーンなどについて紹介した。
 年賀郵便.jpに加わったコンテンツ「ニッポンの名字」が9月19日に公開されて以来、1か月で約1700万アクセスを超えたことも発表された。
 この後、嵐の櫻井翔さんと横山社長が新キャッチフレーズ「いいじゃん、それぞれの年賀状。」の序幕を行った。
 横山社長は「個人の価値観やライフスタイルが多様化してきた。個性が尊重される大変いい世の中になっている。年賀状でも個性を発揮し、自由に楽しんでもらいたい」と述べた。
 新CMもお披露目され、出演した嵐の櫻井さんは「CMでは切り絵アーティストの作品などいろんな年賀状が登場し、それらを楽しみながら撮影できた」と制作中の感想を述べた。
 また、櫻井さん、バドミントン日本代表の奥原希望(のぞみ)さん、柔道日本代表の阿部一二三(ひふみ)さんが登場し、進化系年賀状を紹介した。
 櫻井さんは座っていた猫の背中を押すと回転して足を投げ出すポーズに変わる「飛び出す年賀状」、奥原さんはカメラのフラッシュをたくと文字が光る「忍者インク年賀状」、阿部さんは動画のように見える「パラパラ年賀状」を披露した。
 最後に3人からメッセージ。奥原さんは「私にとってこの1年は目標に向けた大事な年。支援していただいた皆さまに日頃の感謝を込めて年賀状を送りたい。皆さんもたくさん年賀状を書いてください」、阿部さんは「年賀状の進化に驚かされた。私たちアスリートも日々精進して、東京五輪で金メダルを取りたい」、櫻井さんは「いろんな種類の年賀状がある。平成最後の年賀状になる。楽しみながら年賀状を送ってもらえばいいと思う」と述べた。
 続いて、ステージでは櫻井さんらによる年賀はがきの特別販売会が行われた。またセレモニー会場には、年賀状を紹介するコーナーも開設された。デジタルはがき(無料でダウンロードできる)に初登場したポケモンのキャラクター「ピカチュウとイーブイ」もPRに訪れた。


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