「通信文化新報」特集記事詳細

　新潟県魚沼地区連絡会（青木進統括局長／越後上田）は8月20日、平成29年度営業躍進大会を南魚沼市六日町の越路荘で開催した。日本郵便の横山邦男社長、小野種紀専務執行役員、かんぽ生命の植平光彦社長、ゆうちょ銀行の村島正浩専務執行役、信越支社の三田彰子支社長ら多数の来賓を招き、局長や社員をはじめ約250人が出席した。信越支社の野池勝彦魚沼地区連絡会スタッフが司会を務めた。
　青木統括局長は多数の来賓や出席者に謝意を表すとともに、「例年と違い８月に躍進大会を前倒しで行うことにした。営業推進がもう一歩で、8月のゆうちょと9月のかんぽの支社長杯を確実なものにするとともに、かもめ～るも管内のためにさらに伸ばし、米ゆうパックについても多くの引き受けができるよう意識を高め、英気を養い、信越はもとより全国をけん引する意気込みで頑張ってほしい」と呼びかけた。
　また「10月からみまもりサービスの定期訪問が始まり、かんぽの新商品も発売される。全員一丸となって取り組んでいってほしい」と期待を込めた。
　日本郵便の横山社長は、日ごろの頑張りにねぎらいの言葉をかけるとともに、「統括局長がほとんど地元にいないのに、リーダーの思いを全社員が自分の中に吸収・消化し、創意工夫してお客さま対応を行い、優秀な結果を出しているのは、正に模範であり感謝している」と語った。
　また「魚沼連絡会は対話を大切にしており、出された意見や要望を吟味し、今後に反映しているようであり、他の連絡会でも参考にしてほしい。私もお客さまから日本一愛される郵便局づくりに努め、期待に応えながら『ワクワク郵便局』を作っていきたい。引き続き力を貸していただきたい」と呼びかけた。
　かんぽ生命の植平社長は「4月の料金改定後、苦戦が続いているが、魚沼連絡会は全国4位の成績をキープしている。連絡会なり、担当者なり、素晴らしい成績を収めているやり方を全国に横展開していくことが大事である。競合他社もあり大変なことだが、お客さまや事業のためにも、とにかく活動量を増やすことが不可欠である」と熱く語った。
　また「10月に新商品が3種類出るが、それまで手を緩めているわけにはいかない。1件でも多くの保険を販売してほしい」と期待を示した。
　ゆうちょ銀行の村島専務執行役は「集中満期、7月から9月が一番多く、どれだけ吸収できるかであり、魚沼の皆さんにいつも感謝している」と述べ、第1四半期の決算に触れて「純利益は増益となっているが、今後いかに収益を上げていくかである。基本は貯金を殖やすことであり、引き続き頑張っていただくとともに、今後は貯金から資産形成という形を考えていかなければならない」とした。
　三田支社長は、7月期における全国各支社の推進状況に触れ、「魚沼連絡会が頑張ってくれており感謝したい。しかし管内としては、郵便、貯金は厳しい状況で、支社長杯獲得を目指して頑張っていただきたい。不祥事によって、お客さまの期待を裏切らないことが大事である」とあいさつした。
　推奨式に移り、青木統括局長から推賞状と記念品が手渡された。決意表明では、石橋大輔社員（越後上田）と青木朋枝主任（塩沢）が登壇し、青木統括局長の前で「今年度は、中期経営計画の最終年度であり、しっかりと結果を出さなければならない。また、地域のお客さまや株主の方々の視点に立ち、先人が築き上げた郵便局ブランドを守り、お客さまと共に感じることのできるワクワク郵便局をつくり上げていく。また、お客さまに確実なサービスを提供し、魚沼連絡会が全国をリードできるよう頑張る」と力強く述べた。
　続いて、小野専務執行役員が乾杯の音頭をとって情報交換会がスタート。間もなく恒例の「大抽選会」が行われ、「青木賞」「横山賞」「植平賞」「村島賞」「三田賞」など多数の賞品が当選者に手渡された。
　田中進総務担当副統括局長（越後田沢）が「営業推進に当たっては、全局全完に向けて全員が一丸となって力を出し切り、魚沼連絡会が信越支社管内をけん引し、実績を確保していこう」と決意を示した。
　新入社員9人がステージ前に並び、全員が起立する中、田中副統括局長と共に「ガンバローコール」を三唱し閉会した。
【推賞状と記念品の代表受領】
■郵便局営業推賞
〈郵便総合部門〉▽渉外局＝越後上田▽窓口局＝中之島
〈貯金総合部門〉▽渉外局＝越後上田▽窓口局＝大井田希望の郷
〈保険総合部門〉▽渉外局＝越後上田▽窓口局＝川井
■個人営業推賞
〈郵便の部〉▽渉外局＝青木進局長（越後上田）▽窓口局＝志田道代さん（堀之内）
〈貯金の部〉▽渉外局＝青木進局長（越後上田）▽窓口局＝太刀川美佳主任（大井田希望の郷）
〈保険の部〉
○保険部門▽渉外局＝星野慎太郎課長（湯沢）▽窓口局＝速水明男課長代理（石打）
○がん保険部門▽渉外局＝山本拓也主任（石打）▽窓口局＝庭野智幸課長代理（越後上田）
■業務品質推賞
〈無事故7年連続〉▽真人（岩井雅仁局長）