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　日本郵便は「第３回郵便窓口マイスター全国発表大会」を７月７日、横浜ロイヤルパークホテルで開催した。支社大会で最優秀となった郵便窓口マイスター13人が出場、近畿代表が２年連続で金賞を受賞した。
　審査は本社幹部、支社長、主幹地区統括局長ら31人で、このほか発表者・補助者、横展開推進者、各支社関係者、傍聴者などを含め１７０人余が出席した。
　今回のテーマは「年末年始における郵便窓口営業の取組み」で、「年末年始郵便営業活動の施策・成果」と「部会内連携」の２要素を盛り込むことになっており、事例としては、ゆうパックや年賀はがき、年賀状印刷サービスなどを年末年始繁忙期に取り組んだものや、お歳暮商戦に向けた一体営業を実施したものなどとなっている。
　審査は「取組内容と成果」「チームワーク・連携」「継続性」及び「全国的に取り組み可能か」の４つの観点をそれぞれ５点満点で評価するもので、表彰は金賞、銀賞、銅賞、副賞として発表者へバッジが贈呈された。
　冒頭、大澤誠専務執行役員は前年度の決算や最近の事業現況に触れるとともに、「この発表会も３回目を迎えた。郵便・物販の業績向上を図るためにもアイデアを出し、知識・経験・情報を活かし、創造力・行動力を持って頑張っていただきたい。これから幅広い発表があると思うので、自局、自部会に持ち帰っていろいろと活用していただきたい」あいさつした。
　続いて、途中休憩をはさんで次の13人が発表した（発表順）。
〈南関東〉「年末繁忙に向けた一体営業のチャンス拡大」
▽発表者＝早瀬響子主任（湘南台駅前）
▽補助者＝望月健児課長代理（綾瀬寺尾）
〈信越〉「魚沼塾で学んだことを活用した『郵便営業活動の取組』」
▽発表者＝須藤伸明課長代理（片貝）
▽補助者＝友野大樹主任（川井）
〈近畿〉「手紙文化普及から始まる“年賀はがき・ゆうパック”獲得までの長い道」
▽発表者＝竹之内貴子主任（泉佐野鶴原）
▽補助者＝巽要輔局長（泉佐野鶴原）
〈関東〉「『窓口社員』だから出来ること」
▽発表者＝成田光伸主任（入間新久）
▽補助者＝忽滑谷まゆみ主任（入間仏子）
〈北陸〉「感動と喜び（歓び）のゆうびん営業魂」
▽発表者＝長谷真由美主任（粟野）
▽補助者＝野崎博徳課長（敦賀）
〈東京〉「年賀はがきの新たな販路拡大」
▽発表者＝井上正一課長代理（江戸川東小松川）
▽補助者＝上野純一主任（平井駅前）
〈東北〉年末年始の郵便窓口営業を変えた「年賀通年営業の取り組み」
▽発表者＝三上琢也課長（御町）
▽補助者＝菅原信義課代理長（御町）　
〈中国〉年賀おしらせ活動「年末商戦～冬の陣～」
▽発表者＝田義昭主任（船岡）
▽補助者＝入江めぐみ主任（下私都）
〈四国〉年末年始における「郵便窓口営業の取組」～郵便営業収入の確保について～
▽発表者＝前川佳美主任（学）
▽補助者＝上野正豪局長（東山）
〈北海道〉「年賀はがき早期指標達成への取組」～販売マニュアルの展開と全社員営業～
▽発表者＝加賀一之課長代理（月形）　
▽補助者＝大川貴司局長（茶志内）
〈九州〉「年賀と年賀喪中印刷」～年末年始取組～▽発表者＝菅暢子課長代理（福岡百道浜）
▽補助者＝武田圭介局長（福岡城西）
〈東海〉「さらけ出します！ 沼津南部会！」～ぬまづの宝１００選と観光イベント～
▽発表者＝吉川早苗さん（沼津合同庁舎内）
▽補助者＝瀧口良輔局長（沼津大平）
〈沖縄〉「チーム連携で業績アップ！」～バラツキ是正と底上げ～
▽発表者＝島袋伸主任（本部）
▽補助者＝具志堅亮主任（伊平屋）
　発表が終了し、審査員は別室で審査に入った。一方、会場では切手デザイナー（３グループ）によるトークや交流会が行われ、日ごろ聞かれない話などが紹介された。
　審査が終了し、審査結果が次のとおり発表されて表彰式が行われ、津山克彦常務執行役員から、金賞、銀賞、銅賞受賞者に表彰状、副賞、バッジが手渡された。
〈金賞〉近畿支社▽発表者＝竹之内主任
〈銀賞〉北陸支社▽発表者＝長谷主任
〈銅賞〉東京支社▽発表者＝井上課長代理
　津山常務は受賞者に祝意を伝えるとともに、他の発表者にねぎらいの言葉をかけ、「甲乙つけ難い大接戦の発表であり、多くの感動をもらった」と語るとともに、「年賀はがきが年々減少傾向にあるが、ＰＤＣＡをしっかり行いながら、アイデアやツールを使って減少トレンドを止め、今年度は必ず反転攻勢になるようお互いに頑張っていこう」と結んだ。
　会場を移して情報交換会が行われ、坂下博行郵便・物流営業部長があいさつを含めて乾杯の音頭をとった。金賞を受賞した竹之内主任が「貴重な体験をさせていただいた。今日の受賞を励みとして、明日からさらに頑張っていきたい」と中締めを行った。