「通信文化新報」特集記事詳細

 年/月

第6876号

【主な記事】

全員営業で全種目達成を目指す
顧客第一主義でV3を
綱島本通郵便局(神奈川県)
副部会長 齋藤 修局長

 平成28年度も余すところ2週間ほどとなり、各局とも局長や社員が一丸となって目標達成や上積みのために最後の追い込みに努めている。そのような中、V3を目指している南関東支社管内の神奈川県横浜東部地区連絡会(串田明彦統括局長/横浜池辺)の綱島本通郵便局(齋藤修局長)を訪ねた。同局のある横浜市港北区は、横浜市北東部に位置し、東急東横線の沿線を中心に住宅や商業地が発達している。自然の緑を残しつつもニュータウンや大規模なマンションが立ち並び、今なお開発が進められている。主な見どころは「横浜アリーナ」「綱島公園」「新横浜公園」「小机城址市民の森」などである。

 齋藤局長は昭和52年4月1日付で横浜豊岡局に採用となり、数局転勤後、横浜妙連寺局の局長代理を経て、平成16年4月1日付で綱島本通局長に就任した。13年目を迎えており、副部会長として6年務め2年前から保険担当をしている。
 スタッフは局長、課長、課長代理、主任2人、一般社員2人、期間雇用社員1人の8人で、繁忙にもかかわらず、さわやかなお客さま対応をしている。利用世帯は約1800、利用者は4000人ほどで、1日当たりの来局者は250人前後とかなり多い。

  お客さま本位の応対
 日ごろの感謝の気持ちが伝わるように心掛け、多くのお客さまにご利用いただく中で、お客さまのニーズをしっかり把握し、要望に合った商品やサービスを提供し、地域の皆さんの生活の安定と利便性の向上を図るように日々努めている。
 また、お客さま本位のスタンスで営業や業務に取り組み、相談には積極的に協力するなど温かみのあるきめ細かな対応に努めている。
 齋藤局長は「ともかくお客さまあっての郵便局で、笑顔と明るい声でお客さまを迎え、できるだけ気分よく帰っていただけるよう指導しており、お客さまルームの整理整頓や事務室の環境美化にも配慮している」と語る。
 
 目標は必ず達成
 営業推進に当たっては、「与えられた目標は必ず達成するんだ」という強い思いで、局長と社員が一丸となって日々取り組んでいる。
 また、目標達成後も手を抜くことなく、最後の最後までベストを尽くすよう、全社員が協力し合い、同一認識、同一行動で推進に努めている。
 推進管理に当たっては、朝礼や業務終了後のミーティングを通じて日々行っているが、ガイドラインを意識しつつ、おおむね1か月スパンで目標達成の前倒しに努めたり、推進の遅れが生じないように取り組んでいる。
 万一、遅れが生じた場合は、業務終了後に対策を練ったり、局長がトップセールスをすることもある。

 人材育成に力を注ぐ
 齋藤局長は「よく『企業は人なり』というが、郵便局、特にエリア局のスタッフの仕事は幅が広く、かなりの面で人と人との関わりによるところも多く、人づくりに関しては意識的にかなりの力を注いでいる」と言う。
 具体的には、個々の社員のレベルアップを図るためにOJTを実施するほか、理解度や成長度合いを確認したり、自己啓発の必要性を話すなど、折に触れて指導している。
 また、連絡会や部会の自主研等に参加して自分を磨いたり、人間関係を醸成させたり、良い点は伸ばし、改善してほしい点は努力を促すなど、臨機応変に対応している。人材育成は局長の仕事の中で重要であり、腰を据えて取り組んでいる。

 地域との関わり密に
 郵便局の持ち味や特性を活かしつつ、地域との関わりを密にし、地域の郵便局としてより多くの人から信頼されるように取り組んでいる。
 綱島地区には7つの商店街があり、その中心となって、商店街を盛り上げている人たちで「綱島一番会」という47年続いている商店街組織があり、局長就任時から会員となり、現在、副会長兼会計部長として様々な商店街行事に参加している。
 また、毎年7月に行われる「綱島サマーフェスティバル」では、出演交渉や開催運営を行う一方、港北東部会の局長や社員と共に参加し、郵便局ブースを開設して各種の事業PRなどに努めている。このほか、地域のグループが作成した絵手紙を常時展示している。


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