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2021年8月23日第7106号

【主な記事】

金メダリストの功績を称えて
“ゴールド・ポスト” を設置


  東京五輪の金メダリストゆかりの地にあるポストを金色に塗り替える「ゴールドポストプロジェクト」(内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局と日本郵便主催)が8月14日から始まった。
 同日、塗装の吹き付け作業が行われた。東京五輪のレガシーとして、30年から40年以上はあるといわれるポストの寿命が尽きるまで、その地に設置される。
 日本が獲得した金メダルは現在27個。8月24日から9月5日まで開催予定のパラリンピックでの金メダルも対象にしている。
 塗り替えるのは角形ポストで、右下には選手名や競技名を記載したプレートを取り付ける。プレートの一番上には「このポストは、東京2020大会のゴールドメダリストの功績をたたえる記念ゴールドポストです」という文言も入る。
 個人競技の選手、団体の場合は、選手と競技監督またはチームリーダー(1人)一組ずつ。パラリンピックの一部の競技は選手と競技パートナーが対象。選手らに意向を確認し、希望者のみ設置することになる。
 設置場所は、選手の出身地(地元)またはゆかりの市町村、団体の場合は練習・合宿地も含まれる。どのポストを金色にするかは、関係者と相談して決める。設置作業9月下旬から始める。
 ゴールドポストは設置を前に、神奈川県横浜にある工房で金塗料を吹き付ける作業が始まっている。


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