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2021年7月12日第7100号

【主な記事】

子ども用マスクを寄贈
埼玉県中部地区会 さいたま市へ


 新型コロナウイルス感染症の終息は未だ見えない。感染症対策に有効とされる各種マスクも一時期は全国的に品薄になり、医療関係者や高齢者、子どもなど、マスクを特に必要とする人々にも供給が追いつかない状況が続いた。
 埼玉県中部地区郵便局長会(安田三樹人会長/大宮日進)は、各市役所・町役場に「地域貢献活動の一環として何かできることはないか」と問い合わせたところ、さいたま市からは子ども用マスクが不足しているとの回答があった。
 これに応え、市内の小学生を対象に子ども用マスクを用意。6月28日、さいたま市役所で贈呈式が行われ、安田会長、竹内剛地域貢献・地方創生担当理事(与野駅前)が出席。清水勇人市長、細田眞由美教育長が迎えた。
 安田会長は「郵便局長会は常日頃から地域に貢献できることはないかと考えている。コロナ禍のもとでも頑張っている子どもたち、小学校関係者の皆さまを応援したいという思いで、『コロナに負けるな!』というメッセージカードを入れた個包装のマスクを用意した。これからも色々な面でさいたま市に協力していきたい」とあいさつ。1万2200枚のマスクを贈呈した。
 寄贈に対し、清水市長から「貴団体は本市の新型コロナウイルス感染症対策に関し、多大な御支援をされた」として、感謝状を贈呈。代表して安田会長が受け取り、記念撮影を行った。
 式終了後、市関係者からは「とても有難い。寄贈いただいたマスクを大切に活用させていただく」と感謝の言葉があり、安田会長と竹内理事は「子どもたちにはコロナ禍に負けず、元気に過ごしてほしい」「今後も地域の安心・安全な生活、福祉に繋がる活動を続けていきたい」と応えていた。
 埼玉県中部地区郵便局長会では、今後、さいたま市に続き、地区内の各市・町からリクエストのあった物品の寄贈を予定している。


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