「通信文化新報」特集記事詳細

 年/月

2021年4月26日 第7089号

【主な記事】

行政事務を郵便局で開始
北海道石狩市、黒松内町、苫前町


 北海道支社は、地方公共団体からの委託を受けて4月1日より石狩市、黒松内町、苫前町の委託事務の取扱いを郵便局で開始した。
 石狩市では「福祉利用割引等の交付事務」を市内の10郵便局で開始。石狩北(中村強局長)、石狩親船(中村健局長)、石狩高岡(蟹谷秀夫局長)、石狩花川北二条(中南和登局長)、石狩花川南五条(宮下泰洋局長)、石狩市役所前(太田義彦局長)、石狩花川南八条(赤妻敏幸局長)、石狩南高校前(武田宏治局長)、石狩花川南一条(伊藤好美局長)、石狩(白水俊博局長)の各局。
 黒松内町は「申請書等の取次事務」を熱郛局(今村和宏局長)、苫前町では「申請書等の取次事務」「整理券の交付事務」を力昼局(今浩二局長)で取り扱う。
 委託事務サービス開始にあたり、3月25日に苫前町が主催する「地方公共団体の事務の郵便局における取扱いに関する苫前町と日本郵便株式会との契約」に関する締結式が行われた。
 北海道留萌地区連絡会から長谷川勇恵統括局長(増毛)、伊藤太一副統括局長(初山別)、留萌北部会の今浩二副部会長(力昼)、横山正仁副部会長(苫前)、福家淳一副部会長(古丹別)、留萌南部会の秋野茂樹部会長(鬼鹿)が苫前町役場を訪問し、福士敦朗町長、小澤哲也副町長らが参加し、委託事務締結式が行われた。
 福士町長が「日本郵便は、力昼地区の皆さまへのユニバーサルサービスを充実したものへと展開するため、力昼郵便局において各種取次業務を4月1日から行っていただくこととなり感謝。取次事務としては留萌管内では初となる締結」と強調。
  そして「郵便局の持つユニバーサルサービスと行政サービスとが一体となった形で、住民の安心・安全な生活を守ること、さらには福祉の向上につながるものと確信する。かねてより力昼郵便局が地域のネットワークステーションとして、果たしている役割は非常に大きなものがあると考えている。事務委託に関して理解をいただいた日本郵便、力昼郵便局に心からお礼を申し上げる」と述べた。
 今回の締結で北海道管内の委託事務の取扱いの市町村は、証明書交付事務19(取扱い郵便局数=38局)、バス利用券交付事務2(98局)、し尿処理券販売事務2(11局)、指定ごみ袋等販売事務26(58局)、指定ごみ袋交付事務2(228局)、取次事務5(231局)、受託交付事務3(12局)の合計で59〈47〉(676局〈438〉)となった(〈〉は重複を除いたもの)。


>戻る

ページTOPへ