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2021年2月22日 第7080号

【主な記事】

“癒しの里”実現に貢献
[熊本県北部連絡会]菊池市と協定


 九州支社(出西信治支社長)は12月16日、熊本県菊池市と「包括連携協定」及び「災害発生時における協力に関する協定」を締結した。
 菊池市は熊本県北部に位置し、菊池米を代表する農業、酪農が盛んで、温泉や阿蘇外輪山の天然の広葉樹、菊池川の源流である菊池渓谷を有する観光地でもある。菊池渓谷は、大小の瀬と渕や滝からなり、日本森林浴の森百選や日本名水百選、日本の滝百選にも選定され、避暑地ともなっている。歴史的には、源氏物語や太平記などでも描かれた九州の豪族「菊池一族」でも良く知られている。
 菊池市役所で行われた締結式には、日本郵便から立石和人熊本県本部長、熊本県北部地区連絡会の荒木誠一郎統括局長(横島)、菊池郵便局の坂口和宏局長、菊池東部会の宮本浩高部会長(花房)、菊池南部会の興梠和明部会長(泗水)、旭志郵便局の穴井義博局長、田島郵便局の田中史生局長、七城郵便局の岩根一朗局長、河原郵便局の小佐田募局長、竜門郵便局の米村哲郎局長が、菊池市から江頭実市長、後藤啓太郎政策企画部長、上田敏雄総務部長、木下徳幸教育部長ほか各関連課長が出席した。
 小佐田局長からの協定の概要説明に続いて、各協定書への署名、記念撮影が行われた。
 包括連携協定の主な取組みは①安全・安心な暮らしの実現②地域経済の活性化③未来を担う子供の育成④女性活躍推進、などが掲げられている。
 江頭市長は「郵便局の皆さまには今までも、高齢者の見守り活動に関する協力、道路損傷等あるいは不法投棄発見時の情報連絡等に関して大変協力をいただいている。今回の協定により、すみずみまで御尽力いただいている皆さまの協力を、さらに全面的にいただけることは、大変大きな力添えとなる」等の感謝の言葉があった。
 立石本部長は日頃のお礼とともに、「菊池市の地名である隈府(わいふ)にちなんだ『夫婦の絵手紙コンクール』を長年にわたり開催していただいていることが、絵手紙文化に寄与している。ネットワークを活かし、菊池市の安心、安全、癒しの里の実現に貢献したい」と思いを語った。
 締結式終了後、懇談が行われ、参加者全員の記念撮影が行われた。


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