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2020年9月7日 第7056号

【主な記事】

被爆75周年 平和の尊さ守る
「決して風化させない」(長崎県南部地区会)


 長崎市被爆75周年の節目にあたる今年、長崎県南部地区郵便局長会(松田宏会長/長崎三原)は「二度とこのような悲惨な出来事が起こることのないように。そしてこの悲惨な出来事が風化されることなく、平和の尊さを守っていく」ために、様々な取組みを行った。
 長崎文教郵便局の堀川竜太局長が主体となって製作し、7月10日に発売されたフレーム切手「被爆から75年 ~PEACE from NAGASAKI~」には、平和を願うメッセージを記した。
 「1945年8月9日11時2分。たった一発の原子爆弾で、多くの命が奪われました。あの日から75年…『長崎を最後の被爆地に』という切なる願いを実現するため、被爆75周年事業として、『平和メッセージの発信強化』と『被爆の実相の継承』、さらには『未来を担う若い世代への発信と継承』に取り組んでいます」。

 松田会長が出席 平和祈念式典に

 また、松田会長は8月9日に開催された「長崎市被爆75周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」へ来賓として出席し、黙とうを捧げた。会場となった長崎市松山町の平和公園内、平和祈念像前広場は原爆落下の中心地のそばにある。
 8月22日には、午前10時から正午まで、地区会の中堅若手専門委員会が中心となって平和公園内で、長崎市東・西・北ブロックと長崎市中・南ブロックの合同清掃活動を実施した。
 当日は良い天候に恵まれ、18人の会員が清掃活動に取り組み、郵便局長会の奉仕貢献活動を実践した。長崎新聞社の取材を受け、8月23日付の朝刊に記事が掲載され、中堅若手局長の活動PRを行うことができた。
 今後も地域との連携を図り、継続的に行うことによって、地域社会・観光地各所の美化や郵便局長会の存在価値向上の活動を行う考えだ。
 長崎県南部地区郵便局長会は「これらの取組みを発信することによって、全国に平和についてのPRができれば幸い」と話している。
〈清掃活動に参加した会員〉▽長崎市東・西・北ブロック=野田敬三局長、堀川竜太局長、松森隆局長、栗原朋之局長、今村厳樹局長、吉武司局長、上田一志局長、夫津木悠平局長▽長崎市中・南ブロック=森下敦史局長、村上俊輔局長、江下和敏局長、伊東大祐局長、鹿山正局長、上原貞義局長、古庄哲也局長、高田昌樹局長、下田剛史局長、池山賢太郎局長


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