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2020年8月24日 第7054号

【主な記事】

「経営理念ハンドブック」作成
郵政グループ全社員に配布

 日本郵政グループは、増田寛也日本郵政社長のビデオメッセージなどをアップロードしたグループ社員との交流サイトをオープンさせている。8月6日に更新したメッセージでは、日本郵政グループの原点「経営理念」について、増田社長が想いを語っている。
 この中で、増田社長は「日本郵政グループ経営理念ハンドブック」を作成、8月中に全社員に届けることを明らかにしている。グループの全社員が、日々、経営理念に接することができるよう持ち運び可能な手帳サイズ。「日本郵政グループの経営理念とそれを実践するためのポイントを分かりやすく解説したもので、いつも手元に置き、日々の業務で悩んだとき、困ったときの拠り所にしてほしい」と呼びかけている。
 〈増田社長のメッセージ〉今回でビデオメッセージも3回目になりました。このビデオメッセージ自体は、私から社員への皆さまの一方通行の配信ですが、毎回、皆さんから1000通に近いメッセージをいただいており、皆さんとの双方向のコミュニケーションになるよう皆さんからのご意見にはしっかり目を通しているところです。
 皆さんからは「実際に現場に来て実態を見てほしい」というご意見も多数いただいていますが、全国的にコロナウイルス感染者数の増加傾向が続いており、積極的な訪問活動は引き続き控えさせていただいております。ぜひメッセージを通じてフロントラインの率直な意見を聞かせていただけるようお願いします。
 さて皆さんは日本郵政グループご自身の会社の経営理念を覚えていますか。以前、読んだことがある、研修で習ったことがある、またはまったく見たことがないという方もいるかとおもいますが、私は日本郵政グループに就任するに当たり、真っ先にグループの「経営理念」「経営方針」「行動憲章」を確認しました。
 日本郵政グループの「経営理念」はグループの目指すべき姿を示したもの、「経営方針」はそのための方向性を示したもので、「行動憲章」は目指すべき姿を達成するため立ち居振る舞いを示したものになります。
 日本郵政グループの経営理念には、「お客さまと社員の幸せを目指し、「社会と地域の発展への貢献をする」のが、日本郵政グループの目指すべき姿として定められており、これが私たちの仕事の原点であり、仕事を進めていく上での目的になります。
 この経営理念の精神を全社員が共有し、行動憲章に基づいた行動ができるようになることが、日本郵政グループの信頼回復、社員の満足度の向上、そしてグループの更なる発展につながる最善の道だと考えています。
 そのため今回、「日本郵政グループ経営理念ハンドブック」を作成しました。皆さんのところにも今月中にお届けする予定としていますが、グループの全社員の皆さんが、日々、経営理念に接することができるよう持ち運び可能な手帳サイズで作成しました。
 このハンドブックは日本郵政グループの経営理念とそれを実践するためのポイントを分かりやすく解説したものですので、いつも手元に置き、日々の業務で悩んだとき、困ったときの拠り所にしてください。
 日本郵政グループは様々な事業を提供しており、社員の皆さんの役割、働き方も異なりますが、一人ひとりの社員の皆さんが経営理念の実現のために取り組むことができれば、必ず日本郵政グループは社員にとっても社会にとっても素晴らしいグループに生まれ変わることができると信じています。
 すべての社員が経営理念を胸に刻み、自らの行動を見直し、「お客さまと社員の幸せ」「社会と地域の発展への貢献」を目指して取り組んでいきましょう。


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