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2020年 5月18日 第7040号

【主な記事】

グラノード広島郵便局が開局
西日本初の「コンサルティング型店舗」

 「グラノード広島郵便局(江角和則局長/〒732-0057 広島市東区二葉の里3-5-7〈グラノード広島内1階〉)」が4月13日に開局した。広島県内では584局目の局で、西日本初(全国では3局目)のコンサルティング型店舗となる。
 広島駅北側の地区は長く整備が遅れていたが、近年「エキキタ」の名称で再開発が進んでいた。
 2019年4月1日に広島駅北口から徒歩5分という立地に開業した「グラノード広島」は、地上20階、地下2階で、新たなランドマークとして知名度を上げている複合商業ビル。
 1~2階の商業フロアにコンビニエンスストア、飲食店などが並ぶ中、グラノード広島郵便局は駅前の大通り「二葉通り」南側に面した目立つ1階角に入居した。
 新型コロナウイルス感染症に対する配慮から、予定されていた開局セレモニーは中止されたが、多くの関係者が応援に駆け付けた。最初の朝礼では、中国支社の小林利行支社長が「西日本初のコンサルティング型店舗。北口の立地の良い場所に素晴らしい郵便局ができた」とあいさつ。
 末武晃主幹地区統括局長(萩越ケ浜)は「広く明るい郵便局になった。皆さんの手で素晴らしい局に育て上げてほしい」、広呉地区連絡会の向井則之統括局長(広島戸坂新町)は「今日が歴史の第一歩。しっかりコンサルティングをして、いい局にしてほしい」と激励した。
 グラノード広島局の大きな特長は、「コンサルティング型店舗」。平日9~19時の間、事前予約制で金融相談を行い、将来設計や資産形成の情報の提案など、お客さまに寄り添った商品やサービスを提供する。地域に親しまれ、「エキキタ」の発展に貢献できる郵便局を目指す。
 朝からあいにくの雨模様だったが、開局を待ちわびた多くの人が列を作り、9時の開局とともに窓口やATMを利用。「近くにできて便利になった」「とても素敵な雰囲気」などの声が聞かれ、社員一同は「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えていた。
 江角局長は「利便性が高いグラノード広島での開局に、早くから多くの期待を寄せていただいていた。開局の日を迎え、地域の方々から早速『エキキタに開局して嬉しい』との声を頂戴し、本当に感激している。『エキキタ』がさらに元気な街になるよう、社員と一丸となり、皆さまの期待にお応えできるよう全力を尽くしたい」と決意を語っていた。
 郵便・物販が9~17時、貯金・保険が9~16時(平日のみ)。ATMは平日・土曜・日曜9~21時。金融相談スペースの開設は9時~19時(事前予約制)。



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