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2020年 1月20日 第7023号

【主な記事】

仮設住宅に「おせち」
台風19号の被災者を支援(長野県北信地区会)


 長野県北信地区郵便局長会(原田喜延会長/信越地方会長/浅川)は、昨年10月の台風19号で被害を受け、長野市の仮設住宅で暮らしている被災者に、新年を穏やかに迎えてほしいとの思いから、「おせち料理」を届けた。
 12月25日に長野市役所を原田会長、信越地方会の原田助俊専務理事、原田純一局長(長野中央)、浦野祐二局長(長野箱清水)、夏目隆司局長(長野駅前)、おせちを用意した㈱誠和(北九州市)の椛島弘幸社長が訪れ、加藤久雄市長に目録を贈呈した。
 台風19号は千曲川を氾濫させ、長野市をはじめ東北信地域に甚大な被害をもたらした。多くの被災者が、現在も仮設住宅での生活を余儀なくされている。
 郵便局を通じておせちの販売を手掛け、信越地方会の活動に協力している誠和に、被災地の状況を話したところ、無償で提供してもらうことになった。
 誠和は、3段の重箱に詰められた3~4人前のおせちを73世帯分ほど用意。12月28日に郵便局長が市内4か所の仮設住宅を訪れて手渡した。被災者には「気遣っていただき、たいへん嬉しい。孫と一緒に食べたい」などと喜んでもらった。不在だった世帯には29日に再度届けた。
 同地区会は平成28年12月22日に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災の際にも、誠和の協力で被災者の家庭におせちを届けている。


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