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2020年 1月6日 第7021号

【主な記事】

新年のご挨拶
お客さまの信頼回復に向け、
一緒になって取り組みましょう
全国郵便局長会●山本利郎会長


 新年あけましておめでとうございます。
 皆さまにおかれましては、清々しく令和最初の新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は「かんぽ」の問題を始め、営業に関する数多くの問題が発生し、新聞やテレビ等でも大きく取り上げられるなど、郵政グループにとって大変厳しい1年でした。
 一度失ってしまった信頼を回復するには、これまで以上に、日頃から継続していただいている地域社会に対する活動を、熱意と誠意をもって続けていくことしか道はないと思います。
 社員全員が力を合わせ「安心・安全・信頼」の郵便局ブランドを、再度作り上げていきましょう。
 今年、令和2年(2020年)は、干支で申しますと「庚子(かのえね)」です。どのような年になるのか調べてみますと、「庚(かのえ)」は、成長が終わった状態を指し、「子(ね)」は、まだ種の状態で、これから芽が出始めようとしている時期を表すそうです。
 つまり「庚子(かのえね)」とは、次の成長の波を作り始める年にあたると言えます。
 日本郵便をはじめとする日本郵政グループにとって、今年は、今後の成長のための準備期間と捉え、まず社員重視の旗を掲げた上で、職場環境の整備やIoTを活用した業務の効率化、そしてコンプライアンス等の各種研修を充実させていく必要があると思います。
 そういった、取組みを着実に進めていくことにより、お客さまと直接接する局長も社員も、地域社会にとってなくてはならない日本国の生活インフラとしての郵便局の役割を、改めてお客さまにお示しすることができるものと考えております。
 一緒になって取組み、素晴らしい1年にしようではありませんか。
 皆さまのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。


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