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2019年 12月9日 第7017号

【主な記事】

「おもてなしポスト」開始
観光・安心・安全情報を発信


 関東支社(西澤茂樹支社長)は、千葉県(森田健作知事)との包括連携協定に基づき、千葉県内各地に設置された郵便ポスト約6500本に、県公式観光情報サイト「CHIBA, JAPAN TRAVEL GUIDE(まるごとe!ちば)」と、外国人向け災害時緊急情報アプリ「Safety tips」に繋がるQRコードを掲載した「おもてなしシール」を貼付け、国内外から訪れる多くの観光客に対して、観光スポットや安心・安全情報の提供を開始した。

 千葉県では、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機とし、千葉ならではのおもてなし機運を高めるため「オール千葉おもてなしアクション!」として様々な取組みを開始している。
 11月11日、県庁本庁舎前のロータリーに、森田知事と西澤支社長、千葉県東南部地区連絡会の長谷川英晴統括局長(山田)、千葉県印旛地区連絡会の香取淳統括局長(四街道鹿渡)、千葉県西部地区連絡会の秋月美敏統括局長(市川二俣)、鈴木昭雄局長(千葉中央)はじめ関係者が出席し、スタートセレモニーが開催された。
 森田知事は「千葉県は度重なる台風で甚大な被害を受け、現在も日々対応に追われている。日頃から県政にご協力いただいている日本郵便との協定に基づき、県内各地のポストで安心・安全のための情報を提供していくことになった」と感謝を述べた。
 西澤支社長は、台風の被災者に哀悼の意を述べ、「この『おもてなしポスト』は、2014年10月に締結した包括連携協定に基づいた協議の中で、4月に計画が始動した。今日から来年3月末までの期間、ポストにQRコード付きシールを貼っていく。日本郵便は全国津々浦々にある郵便ポストのことを、お客さまとのアクセスポイントと考えている。県の協力により、安心・安全の広告塔、ランドマークという意味合いを持たせていただいたことに感謝を申し上げる」と応じた。
 森田知事から西澤支社長へおもてなしシールを贈呈。西澤支社長が県庁前ポストにシールを貼付け、「第1号」おもてなしポストが誕生した。
 千葉中央郵便局の郵便配達担当者3人が県内各地へ貼るシールを委嘱され、森田知事の激励と来賓の拍手をうけながら、配達バイクで出発。「ぽすくま」と「チーバくん(千葉県マスコットキャラクター)」を交えての記念撮影が行われた。
 県公式観光情報サイトは7か国語、災害時情報提供アプリは11か国語対応。今後、県内全域の郵便ポストにシール貼付が完了し次第、成田国際空港や県内のホテル・旅館、チーバくんプラザなどで、外国人観光客に「告知カード」を2万枚配布して事業周知をはかる。


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