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 年/月

第6987号

【主な記事】

“フロンティア精神”で発展を
イオンモール船橋内局(千葉県)が開局


 都心へのアクセスも良く、人口が63万9000人で、この10年間で5万1000人増えるなど、急激に発展している千葉県船橋市。その中でも、マンションの建設などが進み、飛躍的に人口が増えている新船橋駅周辺。駅のすぐ目の前にあるイオンモール船橋の中に、イオンモール船橋内郵便局(武中秀夫局長/〒273-0045 千葉県船橋市山手1-1-8)が4月25日に開局した。早朝から多くの関係者らが詰めかける中、開局式が行われた。
 西澤茂樹関東支社長は「船橋市は65歳以上の人口が23.8%を占め、4分の1が65歳以上ということになる。買い物に来て、ワンストップで郵便局も利用できるといった戦略もあり、今回こうしてコラボできたことに感謝。イオンモール内には160の店舗があり、駐車場が2300台分で、平日のお客さまは2万人を超える」と強調。
 そして「社員一同が何が出来るのか考え、お客さまに寄り添っていくことが使命。最大の魅力は365日やっていること。社員にも大変負担をかけるが、ここは安心・安全の拠点。キャッシュレスの時代が到来して浸透してくると思うが、フェイス・トゥ・フェイスでお客さまからの様々な相談に応えていくことが必要となってくる。まさに〝フロンティア精神〟の郵便局。ぜひ地域に愛され、ますます発展していきたい」とあいさつした。
 イオンモール船橋の尾上雅博ゼネラルマネージャーは「船橋市、特に新船橋駅周辺は飛躍的に人口が増え、日本の中でも稀有なマーケットだ。2012年に開業して7年目を迎え、昨年のGW前には大幅なリニューアルもした。新たな年度を迎えるにあたりスローガンを掲げているが、今年度は『新船橋ファミリーのための究極の御用聞きモールになろう』。何度も利用いただく施設を目指そうという意味を込めた」と述べた。
 また「競合他社が非常に多い中で、特性を表現していかなければならない。新年度の最初で最大の武器が、イオンモール船橋内郵便局の開局と考えている。新船橋駅周辺の皆さんの期待にもさらに応えていける。地域の皆さんがいつも元気に笑顔でイオンモール船橋に来ていただけるよう、そして地域の活性化、地域の元気のために力添えをいただきたい。局長・社員の皆さん、一緒に頑張っていきましょう」と言葉を贈った。
 千葉県西部地区連絡会の秋月美敏統括局長(市川二俣)は「千葉西部で128局目となる仲間が開局した。新船橋駅周辺に何とか郵便局の設置をと思っていた。縁があって素晴らしい場所に、素晴らしい郵便局ができた。郵便局は安心・安全を担保し、地域の皆さまに愛され、地域のために尽くすということを148年の歴史で脈々と培っている。イオンモール船橋内局は新たな意味でキーとなる郵便局。金融総合窓口郵便局というようなイメージの郵便局がこれから増えてくると思う。一緒になって新たな形の郵便局を作っていきたい」と語った。
 武中局長は「皆さんの期待に応えることはもとより、お客さまに喜んでいただけるよう、社員一同全力で頑張っていく」と決意を述べた。
 日本郵便の樋口良行執行役員から激励のレタックスが届けられ、多くの関係者らが見守る中テープカットが行われ、午前10時にオープン。待ちわびた多くの人が一気に訪れ、しばらくは行列が絶えないほどの大盛況となった。
 その光景を前に、尾上ゼネラルマネージャーは「(モールは)生活機能が集約される場所であり、利便性をいかに高めていくかが私たちの責務。今日はまさに嬉しい悲鳴」と目を細めた。
 郵便・物販は平日・土日休日とも10~18時、貯金・保険は10~18時(平日のみ)、ATM(3台)は平日・土曜が10~22時、日曜・休日が10~21時まで取り扱う。


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