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第6786号

【主な記事】

環境と女性にやさしい郵便局
直方湯野原局がオープン


 福岡県直方市に“環境と女性にやさしい快適な空間づくり”をコンセプトにした直方湯野原郵便局(西村大地局長=〒822-0008・直方市湯野原2-12-10)が6月29日に誕生した。
 明るいオープンカウンター、トイレもパウダーコーナーやベビーベッドが備えてあり、女性やファミリー層が利用しやすい。スペースも広く、車イスでも十分に利用できる。
 屋上は緑化され、正面はオープンテラス、テーブルとイスが用意され誰でも休憩できる。敷地は500平方メートル(建物面積150平方メートル)あり、駐車スペースは11台分。これまでにない斬新な郵便局となっている。また、イオンモール直方の真向かいにあり、多くの市民が訪れるものと期待されている。
 平日の郵便・物販サービスは9時~17時、貯金・保険サービスは9時~16時。ATMは平日9時~21時、土・日は9時~19時。直方湯野原局の開局で、直方市内では12局(簡易局1)、九州支社管内では2518局となる。
 直方市の壬生隆明市長、湯野原自治区の納富由幸区長、イオンモール直方の柏倉泰子ゼネラルマネージャー、土地所有者の㈲かなざわの金澤毅代表取締役社長を招き、九州支社の龍芳成支社長、福岡県筑前東部地区連絡会の西村光晶統括局長(新多)、森谷和也福岡県本部長(北九州室)をはじめ多くの郵便局長が出席してオープニングセレモニーが行われた。
 龍支社長は「これからの時代を象徴するようなコンセプトの郵便局。郵政グループは、お客さまのあらゆる人生のステージにお役に立てるトータルサポート企業を目指している。安全・安心・信頼の拠点として、何よりも地域に役立つ郵便局としたい」と強調した。
 壬生市長は「これまでにない新しい郵便局の形を見た。九州で初めてという斬新な郵便局が直方市に開局したことを喜びたい。湯野原地区は北九州市に隣接して、新たな発展が期待される。郵便局が牽引の役割を果たしてもらうことを願う」と祝辞。
 西村局長が「社員全員が明るい笑顔と真心サービスをモットーに、地域のお客さまから愛され、親しまれる郵便局づくりを行っていく」と決意表明した。
 日本郵便の浅見加奈子チャネル企画部執行役員の「全国津々浦々に広がる郵便局ネットワークの新たな一翼として地域に根をおろし、お客さまに喜ばれ親しまれる郵便局となるよう一丸となってまい進されることを祈念」との激励のレタックスが披露された。
 壬生市長、納富区長、柏倉ゼネラルマネージャー、金澤社長、龍支社長、西村統括局長、森谷本部長、西村局長がテープカットを行って開局を祝った。
 また、筑前東部連絡会の局長約30人が、郵便局局前やイオンモール直方の入口付近で「いま詐欺は、オレオレだけじゃない。未公開株・社債などをかたった『必ずもうかる』詐欺が、あなたを狙っています」とのチラシを配り、注意を呼びかけた。


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