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2019年7月8日付 第6995号

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「つげ芳文」出陣式
参院選 オール郵政で必勝を


 参議院選挙が公示された7月4日、全国郵便局長会顧問の柘植芳文候補(自民党公認比例代表候補)の出陣式が、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で開催された。つげ芳文後援会の徳茂雅之参院議員、髙橋正安特別顧問、山本利郎会長代行(全特会長)をはじめ、日本郵政の長門正貢社長、鈴木康雄上級副社長、日本郵便の髙橋亨会長、かんぽ生命の植平光彦社長など日本郵政グループの幹部、郵便局長会、夫人会、OB会などから多数が参加、オール郵政での必勝を期した。

 再選を目指す柘植候補は、前回(2013年)では42万9002票を得て自民党比例区でトップ当選を果たしている。出陣式は、つげ芳文後援会の森山真事務局長が司会、柘植候補が文子夫人と入場した。
 後援会長の徳茂参院議員が「全国の志を同じくする仲間の後援会活動によって、多くの会員を積み上げることができた。ゆうちょ・簡保の限度額の引上げ、消費税の見直しに代わる新たな交付金の創設など、6年間にわたる柘植先生の功績は大きい。郵政事業の政治的課題の解決は、柘植先生がいなければ成し遂げられなかった」と称えた。
 「少子高齢化、また災害の多発する昨今において、郵便局、郵政事業への地域の期待はますます高まっている。政治的課題もまだ多く、柘植先生の熱い情熱と卓越した政治力が今こそ求められている。7月21日の午後8時には、トップで当確のテロップがテレビで流れるように大勝利を得られるよう改めて支援を願う」とあいさつした。
 全特の山本会長は「昨年の郡山総会で組織内候補予定者に決定し、これまで後援会員を集めてきたが166万世帯、約240万人となった。田を耕し稲を育てるように、240万と言う大きな実りを得た。いよいよ収穫のとき、最後の詰めを怠ると努力が無になる。結果に結びつく活動を継続していこう」と呼びかけた。
 「力を合わせ再び国政の場に送っていただくように願う」との石田真敏総務大臣、野田聖子衆院予算委員長(前総務大臣)、山口俊一衆院政治倫理公職選挙法改正特別委員長・郵活連幹事長の激励メッセージが紹介された。
 柘植候補は、オール郵政での出陣式の開催に感謝を述べ「郵政事業の代表として勝ち抜くことが、支援に応える道。郵政事業は幾多の困難な中で耐え抜き、今日を迎えている。6年前、経営形態が真に国民利用者、社員が誇りを持って働くことができる事業として進化できるのかと出馬した。与野党を問わず郵政事業、郵便局は大切、日本の生活インフラとしてこれほど大事なものはないと認識してもらえる環境は作り上げた」と強調。
 また「人口減少、高齢化など多くの課題がある。郵便局に何ができるか、オール郵政の皆さんとしっかりとスクラムを組み、取り組んでいきたい。オール郵政の力で郵政事業を前に進めていくことが、国民からの信頼をさらに高めることになる」と述べた。
 そして「お世話になった郵政事業、大好きな郵政事業、大好きな郵便局、そのために頑張っていくことを誓う。郵便局は地域の皆さんが集い、安全と安心の拠り所として大きな期待がある」と、改めて郵政事業の政治的な課題の解決に全力をあげることを訴えた。
 必勝を期してダルマに眼入れ、夫人会の末武裕子会長、長谷川和枝副会長が柘植候補、文子夫人に贈呈した。
 後援会副会長の長谷川英晴全特副会長が「最後まで執念を持って活動しよう」と呼びかけ、千葉県南部地区会の山口義続副会長(七浦)が「いよいよ決戦のとき、前回以上の獲得、トップ当選を目指し、オール郵政て団結して頑張ろう」のリードで“頑張ろうコール”を三唱した。


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