「通信文化新報」特集記事詳細

 年/月

第6983号

【主な記事】

「ゆうてまち保育園」開園
日本郵政グループ本社に


 日本郵政グループは4月1日、本社の大手町プレイスタワー2階に事業所内保育所の「ゆうてまち保育園」をオープンさせた。
 育児休業中の社員が子どものあずけ入れ先を懸念することなく、本人の希望する時期にスムーズに職場へ復帰できる。職場復帰後も、休憩時間などに子どもの様子の確認や授乳ができ、仕事しながら社員が安心して、妊娠・出産・育児ができる環境となっている。
 また、千代田区の未就学児増加と待機児童の増加が今後も見込まれるため、保育園に地域定員枠を設けて地域貢献も同時に行う。
 児童は、東京近郊のグループ各社で働く社員が育てている未就学児を対象とした従業員枠と、千代田区内の保育を必要とする未就学児が対象となる地域枠を合わせて30人が入園できる。
 なお、開園時は従業員枠の児童6人と地域枠6人の合わせて12人が入園した。職員は施設長と9人の保育士、栄養士1人が児童を担当する。
 室内は、0~1歳の乳幼児用に1室、そのほか2~3歳の児童が過ごすための1部屋がそれぞれ本棚で2つのスペースに区分けされ、机といすや洗面台が置かれている。さらに、室内にはピアノなどの楽器や絵本、ブロック玩具などが飾られている。給食室や乳児用ベッドも設置され、一人でトイレの練習が行えるように幼児用トイレも利用できる。


>戻る

ページTOPへ