「通信文化新報」特集記事詳細

 年/月

第6976号

【主な記事】

「雪堀りボランティア」
「お茶会」で高齢者と交流も
新潟県上越地区会


 新潟県上越地区郵便局長会(西條英夫会長/稲田)は、恒例となっている「雪堀りボランティア」を1月26日に実施した。地域貢献施策として平成26年から取り組んでおり、今年で5回目となる。
 雪が深い妙高市の上小沢地区、糸魚川市の小滝地区、十日町市の蒲生地区(山平郵便局の周辺)の3地区に分かれ、一人で暮らしている高齢者世帯を対象に、屋根の雪下ろしや住宅周辺の除雪作業を行った。
 上越地区会の中堅・若手委員会(岡本俊勝委員長/上越鴨島)を中心として47人の局長が参加した(上小沢地区21人、小滝地区15人、蒲生地区11人)。
 場所によっては積雪が2メートルを超え、屋根から雪を落とす作業に並行して、落下した雪を掘り起こして取り除く、まさに「雪堀り」がこの地域の特徴。
 当日は雪が降りやまぬあいにくの天候、各地区に分かれた「除雪部隊」は、日ごろの“運動不足の解消”を兼ねながらテキパキと作業を進め、ケガをすることなく無事に終了した。
 この施策のもう一つの目的は、除雪作業の後に住民と触れ合う「お茶会」。
 地域の高齢者は局長と話をすることをたいへん楽しみにしており、日ごろの郵便局利用に感謝しながら懇談に花が咲いた。
 参加した局長は、用意された温かいみそ汁やお菓子を食べながら、高齢者の日ごろの苦労や昔話に耳を傾けた。
 今後も良き話し相手として、地域に貢献する意識を新たにしていた。


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