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第6975号

【主な記事】

お客さま満足度の向上を
応対コンテスト全国大会


 日本郵便とゆうちょ銀行は第5回「お客さま満足度No.1」応対コンテスト全国大会を1月24日、東京・大手町プレイスウエストタワーのJPグループ本社で開催した。日々お客さまに応対し、お客さま満足度の向上に取り組んでいる社員のお客さま応対力を競うもので、渉外(資産運用)、ローカウンター(資産運用)、ロビー、ハイカウンター、電話(テレアポ)の従来の5部門に、新たにコールセンター(お問い合わせ対応)を加えた6部門での開催となった。

 全国総勢755人の出場者によって競われ、13の支社・エリア大会によって各部門を勝ち抜いた選抜者64人に、日本郵便、ゆうちょ銀行の各コールセンターから選抜された7人を加えた71人が本大会に出場。社内外の審査員による厳正な審査により優勝・準優勝・3位が決定された。
 競技は、出場者がお客さまにふんした社員を相手に、あらかじめ部門ごとに設定された実施ルールに則り、実際のお客さま応対を模したロールプレイング形式で行われた。
 本社ビルの前島ホールで行われた表彰式には、日本郵便の髙橋亨会長、ゆうちょ銀行の池田憲人社長をはじめ、日本郵便からは大澤誠専務執行役員、佐野公紀常務執行役員、長谷川篤執行役員、髙橋康弘執行役員、山崎勝代執行役員、ゆうちょ銀行からは、西森正広常務執行役、小野寺敦子常務執行役、小藤田実常務執行役、牧野洋子執行役、明石伸子社外取締役が臨席し、総勢約200人が出席した。
 表彰式の開会にあたり、髙橋会長は「皆さんは、これから先、事業、世の中、そして、お客さまにとって、ますます大切になってくる仕事に携わっている。その場限りではなく、お客さまの一生に関わる仕事。本コンテストの成果を持ち帰って、全国のお客さまに応対し、お客さまが本当に必要とする商品、サービスが何かをとことん追求したうえでご案内していただきたい」とあいさつした。
 次いで池田社長から渉外部門、ローカウンター部門、ロビー部門、髙橋会長からはハイカウンター部門、電話部門、コールセンター部門の優勝者に表彰状とトロフィーが代表贈呈された。
 池田社長は「AI導入が検討されるなか、AIと皆さんの違いは真心や愛情、感性。ノウハウの実績にプラスアルファされる要素だ。皆さんの思いが通じて、お客さまがそれに反応して信頼をする。世界の潮流であるCE(カスタマーエクスペリエンス)では、『信頼して長く取引したい』というお客さまをどれだけ増やせるかがカギとなる。これからもお客さまを惹きつけてまいりたい」と述べ、表彰式は終了した。
 各部門の結果は次のとおり(敬称略)。
〈渉外部門〉▽優勝=ゆうちょ銀行岡山店(中国)吉崎祐太▽準優勝=小名浜郵便局(東北)古市絵梨佳▽3位=東村山郵便局(東京)久保茉南帆
〈ローカウンター部門〉▽優勝=保原郵便局(東北)菅野成子▽準優勝=金沢文庫駅前郵便局(南関東)竹田達也▽3位=八王子西郵便局(東京)松本若葉
〈ロビー部門〉▽優勝=長野東郵便局(信越)千野結衣子▽準優勝=ゆうちょ銀行新宿店(東京)本田幹朗▽3位=ゆうちょ銀行北本店(関東)秋谷優佳
〈ハイカウンター部門〉▽優勝=岡山芳泉郵便局(中国)高橋由紀▽準優勝=ゆうちょ銀行青森店(東北)池田千夏▽3位=伊万里中里郵便局(九州)中倉美保
〈電話部門〉▽優勝=手稲本町郵便局(北海道)佐藤剛▽準優勝=成田公津の杜郵便局(関東)大谷佳菜▽3位=酒田松原郵便局(東北)佐藤薫
〈コールセンター部門〉▽優勝=ゆうちょ銀行札幌コールセンター/吉村ゆかり▽準優勝=ゆうちょ銀行福岡コールセンター/徳永容子▽3位=ゆうちょ銀行札幌コールセンター/稲村涼子


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