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6966・6967合併号

【主な記事】

「花野果ギフト」開始へ
中国支社 JA岡山と連携


 中国支社(長谷川実支社長)は12月5日、岡山市のラヴィール岡山でJA岡山・日本郵便花野果(はなやか)ギフト壮行式を開催した。
 JA全農頒布会のカタログ「花野果ギフトCATALOG GIFT2019」に、JA岡山が扱う地元農産物のラインナップを加え、郵便局物販サービスとJA岡山がともに企画、監修した新しいカタログを作成することで魅力を高め、地元農産物の販路拡大などのJA岡山の持つ課題の解決に寄与する。
 この取組みは全国で初めてとなり、2019年の販売を前に日本郵便からJA岡山に新しいカタログの贈呈を行う壮行会が行われたもの。JA岡山から経営管理委員会の宮武博会長、中国支社から長谷川支社長、経営管理本部の藤光道夫部長と地面修副本部長、馬越陵一郎郵便物流営業部長ら、中国地方郵便局長会から末武晃会長と向井則之副会長、山縣真二郎局長(岡山中央)をはじめ、地区統括局長や部会長・副部会長、JA関係者など約60人が出席した。司会は中国支社の田中将之損益・人事担当調整役が務めた。
 宮武会長は「現在、農畜産物の生産振興と販売戦略の強化に努めており、このたびの日本郵便との業務提携による花野果ギフトの開発は、当組合の農畜産物を商品として掲載していただけることで、取組みの基礎となり地域とのつながりが、より深まると期待している。また、花野果ギフトが日本郵便とJAグループの懸け橋となれば幸い。長谷川支社長はじめ中国支社の方々には商品開発に尽力いただき感謝」とあいさつした。
 長谷川支社長は「JA岡山をはじめ関係者の皆さまには深く感謝。JA岡山はJA全農の頒布会カタログである旬鮮倶楽部を取り扱っている中で、JA岡山の地元農産物、特産品などの販路拡大で課題を抱えていると岡山津島郵便局の野村局長から聞いた。日本郵便でも頒布会カタログを取り扱っており、そのノウハウを生かして、JA岡山の地元農産物などの販路拡大に役に立てると考え、頒布会カタログの作成を提案した」と説明。
 また「カタログのネーミングはJA岡山のはなやかというブランドを使わせていただくことで、組合員の方々になじみ深く、また商品につき花・野菜・果物を充実させた商品ラインナップになったのではないかと思う。さらに、特産品のお届けにゆうパックを利用いただけるなど双方にメリットがあるカタログが作成できた」と述べた。
 そして「花野果ギフトがJA岡山の多くの組合員に喜ばれ、何より地元農業の活性化や振興に役立つことができることを願っている。今回を機会にその他の分野でもJA岡山と連携ができるものは、引き続き協力体制を築いていければ幸い」とあいさつした。
 続いて、長谷川支社長から宮武会長にカタログが贈呈され、懇親会が行われた。


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