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第6952号

【主な記事】

[北海道マラソン]
鈴木亜由子選手が優勝
郵政社員が大声援


 32回目を迎えた「北海道マラソン2018」(主催=北海道マラソン2018組織委員会ほか)が8月26日、札幌市大通西4丁目をスタート、市内を中心に北海道大学構内を通り、フィニッシュは大通西8丁目の42.195キロで行われた。一般参加として日本郵政グループ女子陸上部の鈴木亜由子選手が、初めてのマラソン挑戦で見事に優勝を果たした。

 今回の参加者は、招待選手26人、国際パラリンピック連盟登録19人、その他を含めたフルマラソンに全国から1万8000人が参加した。スタート地点に集合後、カウントダウンがテレビ塔のデジタル時計に表示され、午前9時に号砲、一斉にスタートし札幌市内を疾走した。スタート時点の天気は晴れ、気温22度、湿度75%(組織委員会発表)。
 北海道支社経営管理部広報担当の呼びかけで、鈴木選手を応援しようとスタート地点に多くの郵政グループの社員が、赤地に白く「JP日本郵政」「鈴木亜由子」、また白地に赤く「Aggressive Run 鈴木亜由子」と書かれたステックバルーン、のぼり、横断幕などを手に集合した。
 真っ赤なそろいのTシャツで、北海道支社郵便・物流営業部、管理営業部、ゆうちょ銀行、かんぽ生命、北海道施設センターなどの社員が大声援を送った。
 10キロ地点では札幌中央郵便局の庄中敏治局長をはじめ、札幌市東部地区連絡会、北海道コンプライアンス室、札幌監察室、北海道支社集配・品質部などの約60人が集まった。沿道の郵便局前でも真っ赤なTシャツ、のぼり、横断幕、小旗などで声援。
 鈴木選手は33キロ過ぎに前を走っていた谷本観月選手(天満屋)を追い抜き女子の1位に躍り出た。フィニッシュ地点の大通西8丁目では、札幌市東部地区連絡会、北海道支社総務・人事部、経営管理部の社員、北海道研修センターの細目晋司所長、特別教官の佐藤恭市さんも応援。
 携帯やタブレットでランナー状況を把握する人、大画面のモニターを見ながら鈴木選手の到着を待つ人、会場アナウンスで「女子の1位は初出場の郵政グループの鈴木亜由子さん」と紹介され大きな歓声が上がった。
 集まった多くの市民も社員と一緒に「GOGO亜由子」「GOGO鈴木」の応援コールが連呼され、鈴木選手がゴールテープを切った。記録は2時間28分32秒。表彰式では大会会長の八田盛茂氏から月桂冠が載せられた。八田会長は北海道議会議員で北海道陸上競技会会長、元小樽最上郵便局長。
 今回の北海道マラソン2018は2020年東京オリンピックのマラソン日本代表1次選考レースで、来年9月に東京で開催される「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権を獲得した。


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