「通信文化新報」特集記事詳細

 年/月

第6952号

【主な記事】

明治150年記念
[JPタワーKITTE]東京シティアイ
観光物産展を開催
会津若松・薩摩川内・萩市が連携


 全国郵便局長会(青木進会長)が取り組んでいる地方創生の一環として「明治150年記念 会津若松・薩摩川内・萩の観光物産展」が、東京都千代田区のJPタワー商業施設「KITTE」の東京シティアイで、8月31日から9月3日までの3日間にわたり開催された。福島県会津若松市、鹿児島県薩摩川内市、山口県萩市の多くの名産品の販売、観光パンフレットの配布などが行われ、多くの人で賑わった。また、東京中央郵便局臨時出張所による“ご当地”限定のフレーム切手の特別販売もあり人気を呼んだ。

全国郵便局長会が主催 
地域と共に地方創生を

 観光物産展の開催に当たり初日の31日、オープニングセレモニーが開かれた。来賓として後援の日本郵便の横山邦男社長が招かれ、主催の全国郵便局長会から青木会長、東北地方郵便局長会の佐藤賢之介会長、九州地方郵便局長会の米森寿美夫会長、中国地方郵便局長会の末武晃会長が出席した。
 ご当地マスコットの「八重たん」(会津若松市)、「西郷つん」(薩摩川内市)、「萩にゃん」(萩市)、そして「ぽすくま」も駆けつけ、九州支社鹿児島事務所の高田綾地区連絡会スタッフ(入来郵便局駐在)の司会でセレモニーを開始。
 主催者を代表し青木会長が「今年は明治150年の節目の年。明治4年に前島密が新式郵便制度を創設したことにより中央と地方が一つとなり、今日の繁栄の礎を築いた。明治維新に関係する3地域の特に素晴らしい物産を集めている。大いに楽しんでいただきたい」と呼びかけた。
 また「各地の物産展は地方創生を目的としており、地域の活性化、振興に大きく関わっていこうと開催している。こうしたことを通じて、更に地方創生に取り組んでいく」と意義を強調した。
 後援の日本郵便の横山社長は「全国の郵便局をご愛顧いただき感謝。明治150年ということで各地で様々なイベントが開かれているが、今回の3地域が連携した物産展は、郵便局だからできるという歴史的にも有意義なことだ。日本郵便は地方創生に取り組んでいる。地域と共に生き、地域に寄り添うことを社是としている。KITTEのみならず、全国の郵便局で地域の魅力をPRする催しを今後も推進していく」と祝辞を述べた。
 横山社長、青木会長、佐藤東北地方会長、米森九州地方会長、末武中国地方会長によりテープカット、物産展の開催を祝った。
 会津漆器、干し桃、トチ蜂蜜、チーズ饅頭、大吟醸酒(会津若松市)、きびなごオイル漬、パッション青果、竹製品、焼酎(薩摩川内市)、焼き抜き蒲鉾、うにめし、夏みかん丸漬、夏みかんゼリー(萩市)など、3地域の名産品が販売され連日多くの人がつめかけた。


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