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第6947号

【主な記事】

更なる増収増益を
[日本郵便]本社表彰式典

 日本郵便は2018年度本社表彰式典を東京都港区のグランドニッコー東京台場で7月27日に開催した。日本郵政グループ労働組合の増田光儀中央執行委員長、柴愼一中央副執行委員長、全国郵便局長会の青木進会長(越後上田)、山本利郎副会長(金沢扇町)、浦瀬孝之副会長(下大野)、長谷川英晴副会長(山田)、全国簡易郵便局連合会の土屋敏雄会長、中島久治専務理事を招き、受彰者をはじめ約650人が出席した。
 まず横山邦男社長が受賞者の日ごろの尽力に労いの言葉をかけ、「日ごろ適切に業務を運行され、たいへん感謝している。本日は2017年度において特に優秀な成績を収めた日本郵便のトップスターが集まっていただき、たいへん高揚し、うれしく感じている」と受賞の祝意と敬意を表した。
 また「2017年度は、ゆうパックの取扱い数が増える中、現場で知恵を出し合い業務を乗り切っていただいた。事業環境が変化する中で、受賞者のみなさんが先頭に立って、会社の健全な成長を実現していただいている姿や取組みに感謝したい」と語った。
 さらに「こうした結果が会社の増収と増益につながり、健全な業績と成長ができ、社員の処遇を改善して、将来の新たな成長投資ができるような好循環となった。今後も確固たるものとしていきたい」と強調した。
 そして「今期は新たな中期経営計画の重要な初年度となり、明るい将来に向けた第一歩でもある。引き続き事業環境の変化に対応していきたい。日本郵便の絶対的価値は、2万4000の郵便局ネットワークである。郵便局ネットワークを守って強化し、後輩たちに財産としてしっかり受け継いでいく必要がある」とあいさつした。
 表彰式に移り、種別ごとに表彰受賞者が呼ばれ、各部門の代表受領者は日本郵政の長門正貢社長、横山社長から表彰状を受け取った。
 表彰の種類、表彰数、代表受領者は次のとおり。
◎事業優績表彰
▽郵政グループ表彰(9人、2団体)=村山美香局長代理(伊勢崎山王)
▽社長表彰(107人、35団体)=穴見卓也総括課長(久留米東)
◎簡易郵便局受託者表彰(28人)=金子和子局長(細江湖東)
◎営業表彰(49人、253団体)
▽地区連絡会=愛知県西尾張地区連絡会▽金融渉外本部長受持ちエリア=群馬金融渉外本部長受持ちエリア▽部会=札幌北部会▽郵便局=輪之内局▽郵便局(金融渉外部)=和泉局▽郵便・物流部門=中島孝局長(長野東局)▽個人表彰部門・渉外営業社員=金子典弘課長代理(新潟中央)
◎業務表彰(84団体)=日本橋局
◎CS表彰賞(10団体)=肝属北部会
◎防犯表彰・特別表彰(1人)=青木進局長(越後上田)
◎防犯表彰(32団体)=千葉県印旛地区連絡会
◎郵便局のみまもりサービス表彰(9団体)=神石高原部会
 表彰式典が終了して写真撮影、引き続き会場を移して意見交換会が行われた。
 長門社長は受賞者に祝意を伝えるとともに、「郵政事業と地域の発展のため、引き続き尽力してほしい」と呼びかけ、「会社と郵便局の皆さんとの距離をもう少し縮めることが大事であり、引き続き努めていきたい」とあいさつ、乾杯の音頭をとって歓談が始まった。地域を越えたコミュニケーションの輪が広がった。
 米澤友宏副社長が受賞者に祝意を表し、「お客さまのため、事業のために更なる頑張りを期待」と中締めをした。
 初めて本社表彰に出席したという関東支社管内の柿沼健局長(宇都宮東)は、「事業優績表彰(郵政グループ表彰・団体)を受賞することができ感激した。今後も管理者や社員と一丸となり、業績向上と地域やお客さまから必要とされる郵便局づくりに取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
 四国支社管内の山本るみ局長代理(下大野)は「事業優績表彰の社長表彰を受賞することができ、身に余る光栄。局の代表として式典に参加することができ、他の表彰者ともいろいろ話をする機会があってとても励みになった」と喜びを表した。


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