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第6926号

【主な記事】

富山県と包括協定締結
[北陸支社]オリジナルデザイン箱も販売


 北陸支社(西嶋優支社長)は3月1日、富山県(石井隆一知事)との間で、相互の連携を強化し、県の地域振興、地域活性化及び経済の活性化に寄与するため、連携と協力に関する包括協定を締結した。北陸では、石川県、福井県に次いだもので、全国では19番目になる。

 今回の提携内容は①観光・地域の振興に関すること②高齢者福祉に関すること③健康増進に関すること④地域の安全・安心・防災対策に関すること⑤子ども・青少年育成、子育て支援に関すること⑥県政情報のPR・発信に関すること⑦その他、県政サービスの向上・地域の活性化に関することの7項目である。
 締結式には富山県から石井知事、蔵堀祐一観光・交通・地域振興局長、前田彰久厚生部長、日本郵便からは西嶋支社長、富山県呉西地区連絡会の中川清範統括局長(大森)、潮由加子副部会長(西布施)、西浦稔修富山南局長らが出席した。
 締結式は宮崎一郎地域振興課長が司会を務め、協定締結に至った経過などの概要説明を行い、石井知事と西嶋支社長は協定書に調印した。
 続いて包括協定締結記念商品の発表が行われた。協定締結を記念して製作されたゆうパック用の「富山県オリジナルデザイン箱」が除幕され、四つの箱がお披露目された。
 富山県との包括協定による連携施策として、富山県の観光地などがデザインされている。県内外に荷物を送る人に広く利用してもらい、富山県の観光PRに協力する。
 商品名は「富山県オリジナルデザイン箱」で、3月1日から富山県内の郵便局210局(富山西局および簡易局を除く)で販売されている。
 デザインは小、中、大、特大の4種類。種類、サイズ、大きさ、料金は通常のものと同じである。
 石井知事は「日本郵便は全国各地の自治体と連携し、様々な地域貢献活動をされている。富山県でも認知症サポートや一人暮らしのお年寄りの見守りサービスなどをするなど、幅広い取り組みを行い感謝をしている。今回の包括協定の締結で、更なる活躍を期待している。また、オリジナルデザイン箱の販売は、富山県の観光や地域の振興にも役立つもので、連携を更に深めていきたい」と期待を示した。
 西嶋支社長は「包括協定の締結に基づき、富山県とはより一層の発展や地域活動の充実に寄与していきたい。また、郵便局では全国的に地方創生のために各県と連携・強化を図っているが、とりわけ富山県は観光や地域の振興に力を注いでおり、打合せの結果、オリジナルデザイン箱の販売をすることになり、観光PRに協力できると思う。今回は期間限定や販売の制限はなく、県内210の郵便局でいつでも販売しているので、ぜひ多くの人に利用いただきたい」とあいさつし、出席者全員で記念撮影を行った。


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