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第6867号

【主な記事】

明るい色で吸水性も向上
日本郵便 4月から新ユニフォーム

 日本郵便は4月1日から配達社員や区分け作業などを行う内勤の社員を対象に、ユニフォーム(ポロシャツ)を変更する。これまでの紺から明るい色合いのスカイブルーと白のストライプに変わる。
 「夏は熱がこもって熱く、汗ジミも目立つ」という社員からの要望を受けて、日本郵便は3年前から社内にプロジェクトチームを作り、ユニフォームの変更に取り組んできた。
 デザイン案は、会議で3点に絞ったうえで、寒冷地、雨量の多い地域、暑い地域から選定した8局の配達員に試着してもらい意見を聞いた。さらに都市部の3郵便局で展示して、お客さまからのアンケートにより最終決定した。
 新しいデザインについて「親しみを感じやすい」「清潔感がある」「スマートに見える」といった好感触の意見が寄せられた。以前のものと比べ、吸水性や耐久性もアップした。
 左袖の部分にはペン差し用のポケットが付いている。えりとボタン部分、袖ぐりは帽子と同じ紺色。日本郵便カラーの赤をボタン下に配置し、アクセントにした。
 5年分に当たる110万着をまとめて購入することにより、値段は1着1700円から972円と格段に安くなった。ポリエステル100%。写真モデルとなった社員は「しなやかで肌触りがいい」と感想。着心地の評判も上々のようだ。



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