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第6807号

【主な記事】

専務理事に小野寺武氏
全特臨時総会で承認

 全国郵便局長会臨時総会・全国郵便局長協会臨時総代会が11月22日、東京のTKPガーデンシティ品川で開かれ、二村英男専務理事の退任と小野寺武特別嘱託が新たに専務理事に就任することを承認した。

 臨時総会は二村専務理事が成立を宣言、議長に福岡県福岡市地区会の小柳克彦会長(福岡今川)を選出、議事録署名人に東京都東京北地区会の髙塚雅司会長(滝野川)が指名された。
 大澤誠会長が意思疎通のスキームや機能別マネジメントなどについて説明するとともに「9月4日の役員会で二村専務理事の退任、新専務理事に小野寺特別嘱託の就任を決定した。臨時総会に諮りたい」とあいさつを行った。
 山本利郎副会長が「二村専務理事には就任以来、東日本大震災、全特から初めての参議院議員を出した柘植選挙、日本郵政グループの株式上場と激動の時代に尽力いただいた。会則により小野寺特別嘱託の新専務理事就任の承認を得たい」と執行部の提案を説明、承認された。
 退任した二村氏が「平成22年11月に特別嘱託、翌年2月に沖縄で開かれた臨時総会で専務理事に就任した。当時は郵政改革法案が動かずに柘植芳文会長と走り回ったことが思い出される。5年間にわたり貴重な経験をさせてもらい、素晴らしい全特組織の中で皆さんと共に仕事ができたことを感謝したい」と退任のあいさつを述べた。
 新専務理事に就任した小野寺氏は「郵便貯金のV21の集中満期対策、CSやコンプライアンスの仕事を行ってきた。日本郵政グループは上場を果たし、市場から評価を得るが、機能別マネジメントの本格開始へ向けた重要な時期となる。全特の団結を踏まえて責務を果たせるように頑張りたい」と意欲を語った。
 大澤会長、二村氏、新専務理事の小野寺氏ががっちりと握手。東京都東京東北地区会の小林加代子会長(千住竜田)から二村氏に花束が贈呈された。
 二村氏は引き続き「全国郵便局長会特別嘱託兼からきのりこ後援会会長補佐」として、来夏まで政治対応などの任に当たる。
■小野寺武氏(おのでら・たけし)昭和55年3月東大経済学部卒業、4月郵政省入省、関東郵政局郵務部長、貯金局国際ボランティア推進室長、郵政事業庁貯金部営業課長、日本郵政公社郵便貯金事業本部営業部長、総務部門総務部長、CS推進室長、郵便局会社関東支社長、日本郵便関東支社長、日本郵政執行役(コンプライアンス統括部長)などを歴任。平成27年4月から全国郵便局長会特別嘱託。




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