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第6753号

【主な記事】

新潟県魚沼地区会首都圏でPR
観光物産展で地域貢献

 新潟県魚沼地区郵便局長会(青木進会長/全特副会長)は地域振興を目的に、東京都立川市の立川郵便局、昭和記念公園で「魚沼観光物産展」を開催した。郵便局の物販カタログ「魚沼うまいもの発」に掲載の事業者を中心に、魚沼の特産品を販売した。また、カタログの配布や魚沼地区会の市町の観光PRも行い、首都圏の人々に〝魚沼〞を積極的にアピール、地域振興に貢献した。

 魚沼観光物産展は、郵便局が自治体や事業者に協力することで地域活性化、産業の振興を支援することが目的。“地域も郵便局も潤う”ことを目指す。
 立川局では10月20〜23日に開催、南魚沼産コシヒカリの新米、笹だんご、しいたけ、金城かぐら味噌、米菓などを販売した。初日には坂大太郎副会長(塩沢)、髙橋秀利局長(宮野原) らも駆けつけ、「魚沼うまいもの発」の配布や観光PRに汗を流した。
 「魚沼うまいもの発」は、魚沼地区のコシヒカリ、そば、笹だんご、豚肉、ニンジンジュース、八海羊羹など16の特産品を網羅、来年3月31日まで郵便局で申し込みを受け付けている。
 また11月8、9日、昭和記念公園みどりの文化ゾーンを会場に、市民祭や農業祭、コンサート、東日本大震災の被災地支援事業など多彩な行事が繰り広げ
られた「たちかわ楽市2014」にも出店、連日多くの人が詰めかけた。
 会場には多数の店のテントが軒を連ねたが、その一角に緑色の魚沼観光物産展の幟がひときわ目に付く。新米や米菓、ジュース、そば、笹だんご、清酒などを販売した。
 8日には水沢稔局長(五日町)、髙橋局長、山本和雄局長(新保)、駒形利和局長(大崎)が、幟と同じ緑色のジャンパーを着て「魚沼うまいもの発」の配布や呼び込みを行った。南魚沼市、十日町市、津南町、魚沼市、小千谷市の観光チラシも配布、大勢の人が足を止めた。
 水沢局長は「地域の事業者に元気になってもらいたい。6月には深川局、立川局で行いたいへん好評だった。今後も郵便局が地域の情報を発信する役割を果たしたい。首都圏の人に魚沼のおいしいもの、観光情報を広くアピール、地域の活性化に貢献していく」と意欲を語る。
 立川市は東京西部で有数の賑わう街。JR中央線の立川駅に近い昭和記念公園も広大な敷地に池や日本庭園、花壇などがあり、四季を通じて訪れる人が多
い。
 魚沼観光物産展は首都圏でのPRに大きな成果を上げた。



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