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第6742号

【主な記事】

「豊能学校」開校
将来の郵便局長を養成
大阪府豊能地区会

 大阪府豊能地区郵便局長会(辻由郎会長/豊中庄内西)は、将来の郵便局長を養成するため、7月26日に「豊能学校」を開校した。豊能地区会の局長の子息と社員の10人を対象に、10月まで毎月1回、4回にわたって研修を行う。
 研修テーマは「自主自在」、自ら学んで自律する局長を養成する。▽部下を動かして成果を出すマネジメントの基礎▽部下との信頼関係を築くコミュニケーション▽部下の成長をサポートするための考え方を学ぶことが主な内容。
 旧郵政省などで職員指導の経験があるアイファイン社の石井晴恵代表が主に講師となり、チーム活動をはじめビデオを活用して研修生が発表しているところを撮影、直ぐに再生して問題点を出し合うなど局長として必要な人材育成、コミュニケーションスキルを身につけてもらうことにしている。
 開校に際し、辻会長は「これまでこのような研修をしてこなかったが、今後は人材育成が重要になってくる。今回、念願がかない開校することができた。多くの入学希望者がいたが10人を選んだ。しっかり学んでもらいたい」と大きな期待を寄せている。
 特別講話を聴いた受講生は「特定郵便局について、100年以上の歴史があり、先人が築いてきた信頼をいかにして守ってきたのかを知ることができた。特に局、部会同士で協力していくことが重要であり、一人ひとりが責任感を持って業務にあたり、地域や社会に認めてもらう必要がある」と感想を述べている。
 さらに「環境の変化に対応、自分を変えるために今まで以上に頑張り、地域貢献を行って事業の発展に力を注ぎたい」と決意している。



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