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通信文化新報

2011年10月24日号

地域密着型の郵便局を目指す
東成大今里局(大阪府)
清水栄二局長
大阪市東部地区会長

 民営化以降、利用者が減少した郵便局が多い中、東成大今里局(清水栄二局長)では増加している。清水局長によると、会長を務める大阪市東部地区郵便局長会の各局で二か月に一回ほど物産展を開催しており、その効果が大きいとしている。
 営業は牽引的な役割を果たし、東成部会(部会長=宮川博光東成鶴橋駅前局長)は第2四半期(七、八、九月)近畿管内(Gグループ)でトップに立っている。特に、昨年厳しかった保険が、今年は社員の頑張りで好調な推進を示している。

 地域密着型の郵便局を目指す

 東成大今里局の一日の利用者数は百五十人と多い。取扱量は近畿管内でも高く、繁忙の窓口局の一つと清水栄二局長は見ている。開局は昭和四十三年、普通局が移転した跡に設置された。当時の局長は清水局長の父親で、平成六年、その後を継いで就任。

 地元商店街と提携
 局前で物産展

 年金の支給日に合わせて、地元の商店街、鳥取県八頭町や愛媛県と提携し、梨、みかんなどの物産展を各局の前で開催している。当初は「郵便局でこんなことをやるのか」と驚いていた地元の人も、「今度はいつやるのか」と問い合わせが多く寄せられるなど関心が高くなった。これが利用者増にもつながった。

 積極的にイベント参加
 地域との絆を深める

 もう一点は地域貢献。清水局長の指導の下、地区会の全局長が実践している。同地区会は任地居住の局長が少なく、通勤局長が多い。東成大今里局は自営局だが、清水局長も一時期、奈良から通勤していた。
 そうした経験を基に、地域イベントなどに積極的に参加することにした。それによって地域が見えてくる。すると町内会など地域の悩みも分かるし、住民としての行動もできる。これが局長としての地域貢献になるという。
 地区会の局長に問いかけたのは、「そこの局長でなければならない理由を有しているのかどうか」。自営局舎の局長の気持ちでいると、自局に対する愛着が湧いてきて、意欲的な地域貢献ができる。それによって地域の住民との絆を深め、局長でなければならない理由につながるとしている。
 地区会では、主に部会がまとまって区のイベントなどに積極的に参加し、地域密着型の郵便局を目指している。
 清水会長は「通勤局長であっても、地域の行事に参加することによって地域貢献ができ、地域との絆を深めることができる」と語る。この結果、「郵便局が良くなった」「郵便局が変わった」と地域の人に喜んでもらっているのではないのかと見ている。

 日頃から密接な
 コミュニケーション

 清水局長は、日頃から社員に「報告」「連絡」「相談」を強調し、コミュニケーションをとるようにしている。また、地区会長として全局を何度も巡回し、社員の顔と名前を知り、ある程度は性格も分かるようになったそうだ。
 同局には頻繁に来客があり、窓口を背にテレビや壁の掲示物を見ながら座っている。待っていることをなるべく感じないように工夫し、繁忙局だが苦情はほとんどないそうだ。社員が待っている人にパンフレットを渡し、ロビーセールスを行っていた。